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「形から入る」の魔法
「形から入る」という言葉に皆さんはどんな印象を持っていますか?
皆さんの中には
・周りの人に馬鹿にされる
・それで失敗したとき全てが無駄になる
と思う方もいるんじゃないでしょうか。
しかし、それが私にとっては成功の鍵でした。
そこで今回はやる気を出すための取っ掛かりとなる「形から入る」 のメリットと失敗リスクの少ない方法についてお話します。
かくいう私もほんの1年前まではゲーム/食事/睡眠 のみの超が付くほどのナマケモノでした。
そんな私が形から入ることを実行しただけでやる気が出なくてやれないということがなくなりました。
ここからは具体的に
・実行してみた私が自分なりに思った形から入ることのメリット3選
・形から入ることは2パターンある
・失敗しない環境の整え方
を順を追って解説していきます。
これを見た後、あなたは初動でやる気がないなんてことにはなりません!!
「形から入る」とは
結論から言うと環境を整えることです。これはいわば投資みたいなものです。
簡単な例を挙げますと、良質な睡眠をとるには皆さんならどうしますか? 良いベッドや枕を購入してみたり、寝る前のスマホをやめたりしますよね。
良質な睡眠=リターン
良いベッドや枕の購入=初期投資
寝る前のスマホをやめる=無駄遣いの削減
環境を整えるの部分は初期投資と無駄遣いの削減に当たります。
投資は資産を増やすこと(リターン)が目的ですよね。そのためにはまず投資を始める資金(初期投資)が必要になります。そしていくらリターンを得られても無駄遣いしていたらお金は貯まらないので悪い習慣はやめる(無駄遣いの削減) ことでやっと目的を達成するわけですよね。
回りくどかったかもしれませんが、
やる気を出す(リターン)のもそれと同じことなんです。モノをそろえて(初期投資)、邪魔なものを遠ざける(無駄遣いの削減) こと。
これがやる気のない人でもやる気を出させる方法なんです。
形から入ることでなぜやる気が出るのか?
環境を整えたくらいでナマケモノが直ったら苦労しないよと思う方もいるかと思いますがそんな方に問います。
「まず行動してみましたか? 」
ナマケモノにとってまずやってみるということがどれほど大事か、私は実行することで気づきました。この章では私が実際に「形から入る」 を実行してみて思ったメリットについてお話します。
元を取らないと精神
一番最初に出てくるのがこれでした。わざわざ買ったんだから金額分の元は取らないと、、という気持ちに突き動かされてやる気が出る。
シンプルだけど意外と大きな理由になります。
日本人は損得勘定に敏感です。
買ったモノを使ったか使っていないかはその買い物の正解・不正解に直結しますから割と有効な手立てだと思います。
ただこの考え方の危険なところはもしできなかった際に自己肯定感と損した感情でダブルパンチを食らってしまうことです。
そうならないために購入する上での判断基準や気を付けるポイントを後ほど説明しますのでご安心を。
こんなの使ってる自分カッコよくね??
これが私の中では大きくて、本当にしょうもないけど
自分に酔いしれることはやる気を出す上で大事
モチベーションアップはもちろん、一日が終わった時にの充実感が得られます。
やる気を出すための方法ということで形から入ることを紹介していますが、それと同時になりたい自分への目標となる側面も持ち合わせています。
例えば、アイテムを揃える際に参考にしているユーチューバーさんがいるのですが、その方のようにデスク周りを充実させて仕事の質を上げたいと思うのはモチベーションアップだけでなく目標にもなっているんですね。
方法×目標の「形から入る」は取っ掛かりとしては抜群です。
気になってしまうモノを視界に入れずに済む
これは整理整頓などを行うことで自分の集中を乱すモノを視界にいれないようにしてやる気を持続させることに繋がります。
皆さんも1回は経験があると思うんですが、せっかくやる気を出して物事に取り掛かったとしても少し集中力が切れてきたタイミングにスマホや自分の好きなモノが近くにあると十中八九もうやる気は出ませんよね。
残念ながらそれが人間です(笑)
気持ちを変えようとするよりも環境を整えて気持ちを持続させる方がよっぽど簡単なので整理整頓は意味のある行動だと思います。
2パターンの「形から入る」
先程の章で「形から入る」ことがいかにやる気を出すのに有効な手立てかお分かりいただけましたでしょうか?
なんとなくお気付きの方もいるかと思いますが、「形から入る」方法は買うことだけではありません。冒頭で少し説明はしましたが「形から入る」には2パターンが存在します。
「近づけて形から入る」と「遠ざけて形から入る」です。
この章ではそれぞれパターンの方法・目的・失敗しないアイテム選びの基準の3つにスポットを当てて解説していきます。
近づけて形から入る
自分のお気に入りアイテムやカッコいいと思うアイテムを近くに置くことで作業環境を整えるパターンです。
先程の段落でもお話しましたが、やる気の初動を確保する狙いがあります。ここで揃えるモノは人それぞれになってきますが、
私が思う「近づける及び購入する上での判断基準」 をお伝えしておきます。
①作業効率UPに繋がるモノか。
②それを使う自分を想像してテンションが上がるか。
この2つが私がモノを購入する上で基準にしていることです。
①のようにそのアイテムを使うことで効率を高めることができるかは購入に対する満足度に関わります。
買った後に欠点が見つかったり、あまり必要のないモノだったとなると購入自体に失敗したというマイナスマインドになってしまい当然ながらやる気は出ないし、購入失敗によってまた新たな出費が出てしまうので良いことがありません。購入する際はここは絶対に確認し、吟味してください!
②はフィーリング面になってしまいますが、皆さんは買って満足してしまったという経験はありませんか?
それを防ぐための基準です。自分がそのアイテムを使っているところを想像しテンションが上がるようならば買うようにしています。「あったらまあ便利」や「お得だし買ってみようかな」 くらいならばやる気を引き出すポテンシャルのないアイテムと判断して買いません!
遠ざけて形から入る
これは自分の集中を妨げるモノを極力遠ざけて作業環境を整えるパターンです。
一度出したやる気をそのまま持続させる狙いがあります。ここでは「遠ざけておくべき基準となるモノ3選」 を挙げておきます。
①スマホ
②ゲームや漫画など(誘惑の強いモノ)
③音楽
まずはスマホ。
これは私がわざわざ説明しなくても分かりますよね。スマホが近くにあると通知が気になったり、ちょっとの休憩でYouTubeをダラダラ見てしまったりとにかく近くにあると集中力を乱すモノ圧倒的第1位です(笑)
作業する上でスマホも情報媒体ですから使用することはあるかもしれません。なので遠くに置いておくまでいかなくても、せめて視界に入らない場所に裏っ返しで置いておくといいかもしれません。私の場合はそれで作業の妨げになることはありませんでした。
2つ目はゲーム・漫画などの誘惑の強いものです。これも視界に入る場所にあると集中力の切れる極悪アイテムです(笑)
好きなモノに手が伸びがちなのが人間なので相当な硬い意志を持っていない限りは遠ざけることをオススメします。特に一度触れてしまうとスマホ以上に後戻りができないので危険性大ですね。ゲーム・漫画に関してはできるのであれば部屋を分けて遠ざけるのが一番かと思います。それができないのであればせめてゲームをするデスクと作業するデスクは分けておきましょう。
最後は音楽。
いや、集中するために音楽はかけてもよくない?
こんなことを思う方もいるかと思います。この音楽は集中できる・できない論争はなかなか決着がつかないようで、色々調べた結果、私は音楽なしがいいと思ったのでその理由と、もし聴く場合のOKなジャンル・NGなジャンルを紹介します。
調べた結果、音楽を聴くということ自体に脳を使ってしまうため集中はできないという意見が多かった印象です。確かに情報の処理に脳を使用してしまうということは1つのことに集中できているとは言えませんね。
特に考えなければいけない作業を行っている場合は集中力の妨げになるそうです。逆に単純作業であれば集中力アップに効果的。頭を使わない脳死作業は音の情報処理に脳を使っても問題ないということですね(笑)
また、音楽を聴くことがモチベーションアップに繋がるという意見もあるようですが、特に勉強では音楽を聴いていないと何か落ち着かないようないわば依存状態になってしまうとテストで本来の実力を発揮できないという事態に陥りかねないので音楽のない状態に慣れるという意味でもなしがオススメです。
もし、どうしても音楽を聴かないと作業できないという方のためにOK/NGジャンルをお伝えします!
OKジャンル
・ジャズ
・クラシック
・歌詞のない音楽
(・ヒーリングミュージック)→人によっては眠くなる(笑)
NGジャンル
・好きな曲
・歌詞のある曲
・テンポのいい曲
OKジャンルに共通して言えることは曲調が緩やかで、情報量が少ないことです。落ち着きを促すことができ、且つ、脳の情報処理にかける負担が少ないので集中するのであれば向いています。
それに対して、NGジャンルは聞き入ってしまう曲だったり、情報量が多いです。好きな曲やテンポのいい曲はテンションは上がりますがその時点で音楽を聴くことに脳を多く使用してしまっています。また、歌詞があるとなしとでは情報量が変わってくるのでその点でもオススメできません。
音楽を聴くのであればこの点を意識して選んでください!
まとめ
いかがでしたでしょうか? 最後に今日のおさらいです。
・形から入ることはいわば投資
・形から入るには「近づけて形から入る」と「遠ざけて形から入る」 の2パターンがある
・失敗しないための身の回りに置くアイテムに基準を設けて環境を整える
私はこの方法でやる気を出すことができました。冒頭でもお伝えしましたが、まずやってみることで気づきが生まれたり、自分の新たな可能性を引き出すこともできると思っています。是非、皆さんも今日覚えたことを実際にやってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました~!
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