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逃げ続けていた人生と今【自己紹介】

プロフィール

もる(23)四年制大学卒/介護士

趣味:ゲーム、ASMR動画鑑賞、映画鑑賞etc......

働きながら転職活動や勉強、ブログなどに挑戦中!


簡単に私の今までを振り返ると

・中学校部活→欠点をずっと直せずスタメン落ち

・高校受験→自分の能力より下の高校を受験

(さすがに合格しましたが)受験前日に全く勉強をせずゲームしていた

・高校部活→1年で退部

・大学受験→時間はあったのに3年生まで勉強せず滑り止めで唯一合格した大学に進学

・就職活動→人生の大きな選択を他人に委ねてしまい失敗


というように私は今まで頑張るべきところで全く頑張ることができませんでした。イヤなことから逃げる癖がついてしまったのです。

経緯

元々、私は頑張る気持ちはありました。

中学に入学しサッカー部に入部。初心者だった私は必至にプロの試合を見て学びながら、毎日練習の振り返りノートをつけ放課後の自主練も積極的に行っていました。その努力が報われ、Aチームに昇格し試合に出れるようになりました。また、小学5年生から塾に通い勉強も学年で10位くらいでした。余談ですが当時好きだった女の子とも付き合うことができ順風満帆の学校生活を送っていました。ここまではとても逃げ続ける要素はないですよね。

しかしここで大きな失敗をしました。

「天狗になってしまった」のです。

周りにチヤホヤされ頑張ることを放棄してしまいました。結果的に、勉強も部活もおろそかになってしまい成績はみるみる落ち、部活では顧問に「走れない奴はいらない」、「お前は集団スポーツ向いてないよ」と持久力のなさを指摘されBチームに降格しました。指摘されたことに対して自分でも自覚があった上に分かっていたのになにも頑張らなかった自分に嫌気がさしました。それから部活に出るのがイヤになり、試合に出てもまた走れないと怒られるのではと考えてしまって、ついには試合に出るのもイヤになってしまいました。

そこからが私の逃げのはじまりでした。

転換期

逃げ癖がついてからの人生は楽でした。

苦労がなかったから。

受験や就職などの人生の岐路でも一時の「面倒くさい」「やりたくない」という感情に負けて逃げの選択をとってきました。そんな負け続きの人生の中、とうとう社会人に。将来的に職を失う危険性が少ない仕事というだけで「介護」の仕事に就きました。

皮肉にもイヤなことから逃げてきた私が「みんながやりたがらない仕事」に就いたのです。

モチベーションは全くありませんでした。極論、仕事なんてしたくなかったので。仕事が始まり毎朝起きるたびに「だるい」と思っていました。(職場に行きさえすれば真面目に仕事はしていましたが)

入社3か月。徐々に慣れてきてふと思ったのが

「最初に思っていたよりこの仕事を嫌いではないけどずっと続けるには心身ともにしんどいな」

マイナスのイメージを抱いていたこともやってみると新たな発見があったり好きだと思えることもあった。これは大きな収穫でした。

ですがやはり肉体疲労は激しい。イヤなことをいわれることもある。夜勤もあるので生活習慣がバラバラ。と今は若いから何とかなるけど将来どうしたらいいのかという漠然とした不安もありました。

そして入社半年。その時に思ったのは

「スキル・自分で稼げる力をつけなきゃ」

何故、そう思ったか。それは介護という仕事が重労働かつ低賃金で早めに逃げたいと思ったからです。先ほど述べたように思っていたより介護の仕事は好きになれた。でも大変なことに変わりはない。これからも苦労するのが目に見えていました。そこでもっと楽に(心身ともに)同じくらい稼げるならばその方がいいと思いました。ただ新卒切符を使ってしまった私には転職する場合、圧倒的にスキル・経験が足りない。だから自分のためにスキルや稼ぐ力を学ばなければいけないと考えるようになりました。

社会に出て簡単に逃げられない苦労を経験し、頑張ることの意義を理解したからこそ私は変わることができました。劇的な変化ではなく少し考え方が変わっただけです。

「逃げるために頑張る」

学生の頃は逃げても多くの選択肢があります。だから逃げるのはラクです。ただ社会に出てから逃げようとすると選択肢は限られてきます。何も考えずに逃げるのは自分の首を絞めているのと一緒です。だからもし逃げたくなった時、戦略的撤退をするために準備(努力)が必要だとこの仕事を経験して学びました。

現在

ワークライフバランスを重視し、家から仕事ができる可能性の高いWeb業界や友人と休みが合うように土日祝休みの企業への転職を目指しています。

現職では得られないWebの知識は本から吸収し、PCでブログなど実践しながらWebライティングスキルやオフィスソフトの使い方を学んでいるところです。

こうして頑張ろうと思えるようになったのは改めて介護の仕事に就いたからだと思っています。おそらく介護ではなく普通のサラリーマンになっていたら会社の部品として「今日も仕事か~だるいな~」なんて言いながらずっと過ごしていた気がします。介護を経験したからこそ他の仕事を未経験でもやってみたいと思えるようになったし自分の無力さをいい意味で感じることができたので頑張ろうと思えました。

なまけるためにがんばる

これは現在の私のモットーです。頑張る理由は人それぞれ。私の場合はいかに自由時間を増やして生活に余裕を出せるかに重きを置いています。

「ラクしていたい」、「イヤなことはやりたくない」

その根底は変わっていません。ただ昔と変わったのは

ラクするのにも努力が必要ということを理解したこと。

ただ逃げてばかりではいい方向に好転はしない。だからなまけるために今、頑張る。

何に対しても頑張れなくて悩んでる方は割と多いと思っています。全員が意識高い系なわけがありません。

頑張ってる人になろうとするのではなく、なまけられる人を目指すと大幅に自分を曲げずに変わることができる。

これからもっともっと頑張るので変わりたいと考えている方は少しずつでも私と一緒に変わっていきましょう!

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