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イギリスのドラマ「silk王室弁護士マーサ・コステロ(SILK)」

・制作年 2011年〜2014年
・制作 イギリスBBC
・主演 マキシーン・ピーク、ルパート・ペンリー=ジョーンズ、ニール・スタークほか

「貧しい社会的弱者の味方で、有罪と証明されるまでは無罪」という信念で、徹底した仕事を行う法廷弁護士マーサ・コステロが主人公。

同性愛、売春、麻薬、人種差別、ネットでの誹謗中傷、殺人などの裁判、イギリス法曹界の内情、法律事務所の人間関係などが描かれています。

イギリスの法廷では、現在もかつらを使用し、弁護士も黒い法衣を着用。(家裁、民事は例外)
ドラマの原題は「SILKシルク」ですが、王室弁護士の法衣の生地がシルク。

日本とはあらゆる面で仕組みが異なり、日本の司法試験のような国家試験はなく、学士号を取得して実務研修を行い、弁護士になるそうです。

弁護士には2種類あり、バリスター(法廷弁護士)とソリシター(事務弁護士)。
バリスター(法廷弁護士)の中でも優秀な方だけが選ばれる「王室顧問弁護士Queen’s Counsel=シルク」になることを、主人公は目指しています。

私事で強縮ですが…
90年代イギリス在住中、私の下宿先に短期滞在されていた女優さんが出演していて、驚愕。

当時、私の体調不良を見抜いて、部屋の中まで来て下さったお陰で医師が呼ばれ、診てもらえました。

大変気さくで丁寧に接して下さる方で、招待券を頂き、敷居の高い劇場の個室席で鑑賞する、などという身分不相応な体験はあの時だけです。

ネットで調べたところ、「名探偵ポアロ」「主任警部モース」「ダウントン・アビー」にも出演されていて、全部観ていましたのに気が付かなった自分に泣きながら呆れております。
ますますのご活躍とご健康をお祈りしております。

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