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「仕事中毒?」ワークライフバランスと多様性を考える!

 とても興味深いデンマーク人女性起業家の記事があったので紹介します。 

 デンマークの労働環境といえば、

残業がなく、週37時間ほどで世界で屈指の労働時間が短い。

夕方4時には仕事帰りの人で町がにぎわう。

 そんな平均労働時間がとても短いデンマークの人たち。仕事は早く切り上げて、平日でも夜に料理をつくったり、子育て、スポーツを楽しむイメージがあります。

しかし、本日紹介するデンマーク人は、全く真逆の人です。

 今日紹介するのが女性の起業家

Sarah Ophelia Møss さん。

複数の会社Ophelia Invest, Forlaget Penge and Nordic Invest Campのオーナーであり、投資についてのセミナーも行っています。

 彼女は、なんとデンマークの平均労働時間の2倍にあたる週70時間を超える仕事をこなし、1日16時間仕事をすることもあるといいます。

 デンマークでは、かなり異端。

「仕事中毒」とみられますが、仕事は好きでしているので、本人は仕事中毒とは感じてないと胸をはっていいます。

プライベートでも子育てやペットの世話ができていると。

 母親からも、働きすぎと小言をいわれるが、そんな言葉は気にならないとのこと。

 「働くことは尊いこと」という価値観をもっています。祖父も朝から晩まで働く、働きものだったので、その血が流れているのかもしれないと言います。

そもそもワークライフバランスとは何か? 

 「仕事」と「生活」の調和ワークライフバランスは、仕事8時間、生活8時間、睡眠8時間ときっちりを分けるイメージがありますが、本来のワークライブバランスとは、

「国民一人ひとりがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる社会」

 つまり、ワークライフバランスとは、多様な生き方・選択・実現できる社会のことを言います。

 デンマークのワークライフバランスは世界のトップクラスの国の一つです。

ただ単に「残業がない」「労働時間が短い」「育児休暇がとれる」など表面てきなことではなく、今回紹介した女性のように、多様な生き方ができるデンマーク。

仕事したくない人でも、社会は見捨てない多様な生き方ができる社会。

だから、ワークライフバランスがよく、かつ国民一人あたりの仕事の生産性が高いのだとあらためて考えさせられます。

みんな同じことを私たち日本人は好みますが、バリバリ働きたい人も、事情があって働けない人も自分らしく生きられる社会を目指したいものです。

【参考資料】デンマークの新聞 Potiken より2020/8/2 のSØREN NØRGAARD LUND の記事より引用

https://politiken.dk/del/WeEeSBAARy7A

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