どの国でもスピードの出し過ぎは危険!デンマークと日本のデータより気づかされるものとは?
自動車の安全運転がリスク管理につながる。そんな話
幸せな国として知られるデンマークでも交通事故は起こる。
デンマークの交通事故者数は昨年度199人で、ここ2年間で一番多かったという。ちなみに日本は2019年度の死者数は3215人(警察庁発表)。人口580万人と日本の20分の1の人口なので人口比にすると、日本よりも交通事故による死亡事故の割合はデンマークのほうが多いことになる。
コロナの緊急事態の中、デンマークの交通量は50%近く減ったものの、スピート違反の検挙者数と交通事故者数はほとんど変化がなかった。
デンマークの警察によると、今年4月に交通量は減っているのに死亡事故の数が減ってない原因は、スピードの出し過ぎにあるのではないかと原因をみている。全体の交通事故は減少しているが、スピード違反と死亡事故だけ変化なかったからだ。
ちなにみ日本の4月の交通事故者数は3月比で19%減、全体の交通事故は4割減に対し、死亡事故は2割減。死亡者は減少しているものの、他の事故の減り具合に比べると、あまり減ってないため、道がすいているからスピードをだしたと考えられる。
そして、あらためて、自動車でのスピードの出し過ぎは、致命的な事故につながりかねないということに気づかされる。
交通量が少ないと、ついスピードを出して運転してしまいがちだが、「うっかり」では済まされない死亡事故につながるリスクが高まることをこのデンマークの数字からあらためて感じた。
さて、私がデンマークに留学をしていたときに、ユトランド半島(デンマークのドイツにつながる半島)で交通事故を目撃したことがある。自動車が激しく横転して木にぶつかり、頭から血を流しておそらく即死で意識がないであろう人が横たわっていた。
この時、事故にあわれた方の冥福を祈りつつ、いくら医療や福祉制度が発達していたとしても、「人は死ぬのだ」という当たり前の事実に気づかされた瞬間だった。
人の死は、どの国に生まれても平等で現れる。いくら充実した医療や福祉の制度では守ってくれない、一人ひとりの心がけの問題になる。
スピードの出し過ぎは不幸になる事故につながるリスクがある。ドライブするときは、スピードの出し過ぎは命を落とす可能性がたかまる。コロナ対策でマスクするなら、スピードの出し過ぎにも注意をはらいたい。
【参考記事】 ①デンマークの新聞 Politiken 6月3日の記事より
日本の記事 ②日本経済新聞と朝日新聞
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こんかいのリンクした動画のネタは、このデンマークの交通事故の話から思いついて撮影した動画です。
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