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【教採】過去問研究のやり方解説

このページは専門科目の過去問研究法についてガッツリ触れてます。
社会科じゃない方も参考にどうぞ。

Q. テストで100点を取るためにすべきことは?
A. 出題範囲を確定させる。

文字にすると簡単。
一応、初見自治体に8割で一発合格できたので信憑性はあると思います。
選択肢の一つに加えてみる価値はある、はず。

必要なモノ(中学社会の場合)

高校過去問集は分野別でも全自治体分でもいい。重複するので。
社会科なら地歴公と地図帳も必須。

やること

  1. 過去問を全部解く

  2. 過去問の出典を特定する

以上。これだけ。

こんなページまでチェックしてる情報感度の高いあなたは、きっと巷の対処法では問題が解決していないはず。

首都近郊はともかく、地方に行けば行くほど教採の魔窟率が上がる、気がする。

なんか変な問題多くないですか、教員採用試験。

その気持ち、めっちゃわかります。
だからこの記事書いてるんだもん。君は過去の僕だ。

結論から言うと、教採の変な問題は教科書が出典になってることが多い。

いわゆる王道な問題を高校入試で確認して、教採独自の問題を炙り出す。
炙り出した問題に対応できれば、対策は完了というわけです。終わり。

理想の流れ(中学校)

流れはこんな感じ。本番前の腕試しについては別ページで。

特に社会科は問題のバリエーションが無限なので、出そうと思えばいくらでも出せる。

だからこそ、作題者の気持ちになって考えることが大事。
出題箇所特定とかの具体的なやり方はこちらから。
※本番前の腕試しは「仕上げ」の項目で解説しています。

事実、この方法で対策した結果、本番で初見問題は1割程度でした。
しかも自治体特有の時事問題。あとは大体見たことあるやつ。

対策方法が全くわからなくて悩んでるあなたは、とりあえず教科書を見ること。
なければ買いに行こう。すぐに買えるし、どうせそのうち使うんだから。

参考になるサイト

自治体をメタる上でかなり参考になるのが、東京アカデミーのブログ

個人的には大手出版社とか大手サイトよりもめちゃんこ参考になった。
自分が受ける自治体で開講してるなら、一度ブログを覗いてみるのもオススメ。

過去の合格ボーダーの点数を書いていたり、過去の出題傾向から出題予測もしたりしてるからかなり有益。
ちなみに僕は出題傾向をまとめ切った後にこの存在を知りました。

以下、根拠。

イマイチ納得できない時にお読みください。

そもそも、ペーパー試験っていうシステムをメタ的に考えると、かなりクソゲー。
教員採用試験(公務員試験)は、基本的に無難な作りになっているはずです。
奇問難問なんか出しても意味がない。
理由は簡単。クレームがめんどくさいから。

であれば、問題の正当性を担保するために、出典が不明瞭な作問はしないはず。
万が一、「なんでこんな問題出したんですか」って質問が飛んできた時に、「回答を用意できる人が公務員で上に行くのでは?」とメタ的に考えます。

裏返すと、問題にはほぼ出典があると言い換えるはず。
これは予想ですが、地方であればあるほど元ネタは教科書周りに収斂します。教科書、資料集、統計表などなど。

それらを突き合わせると、自ずと出題範囲が確定します。
そこまでやって、初めて過去問研究が終わり。

僕は過去15年分ぐらいの過去問と教科書を買って対策しましたが、あまり過去に遡っても意味ないかも。

5年ぐらいやればOK。教科書は最新版+一世代前ぐらいあるとOK。
古い教科書はフリマサイトで結構売ってます。自己投資と割り切りましょう。
てか、社会科は教科書多すぎ。怒るよ(怒ってる)。

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