手書きイラストから3Dデータの作成依頼をする時に知っておいて欲しいこと
手書きのイラストからデータを作成するご依頼があります。
例えば、この様な手書きのイラストを
3Dデータにするといったご依頼です。
一般的なデータの制作過程は
まずイラストレーターなどで2次元データとして整え
そこからCADを用いて3Dデータの作成をします。
この手書きのイラストですが、ちょっとだけ気を使っていただけるとコストを抑えることができます。
多方向の視野を用意する
提供いただくイラストはできるだけ色々な方向での視点をご用意ください。仮に正面だけご提供頂いた場合ですと見えない部分はこちらが想像してデータ製作する必要があります。そうなりますとイメージに差異が生じてしまうためデータの作成に時間がかかってしまいます。
最低でも三方向の視点はあるとデータの作成がしやすくなります。
各視野の辻褄を合わせる
用意いただいたイラストの正面と右面でパーツの位置や大きさが異なるといったことが良くあります。もちろん手書きですから完全に合わせなければいけないというわけではありませんが、明らかに違いがある場合にはこちらでどちらが正解なのか判断がつきません。そうなりますとやはりデータ製作に時間がかかってしまいますので、できる限り位置や大きさを合わせてイラストを描いて貰えると非常に助かります。
用途を明確にする
制作したデータをARやVRで活用するのか?金型を製作してプラモデルを作るのか?など。その用途によってデータの作り方は変わってきますので、どの様な用途で利用するのか分かっていればそれに応じたデータの作り方をすることができます。
ちなみに先程の手書きのイラストを3Dデータ化したものがこちらになります。
一応、アマビエです(汗)
自分のざっくりしたイラストを弊社のデザイナーがモデリングしてくれました。