「変わったね」には棘がある
先日、小学校からの友人から「お母さんに変わったねといわれてショックだった」という話を聞いた。「変わったね」には当然、「成長したね」というようなポジティブな意味合いもあるけれど、この友人はおそらく母親からの言葉に「変わっちゃったね」というニュアンスを感じ取ったのだと思う。だからショックを受けたのだ。
大学生になり、子どもから大人への過渡期とも呼べる時間を過ごす中で、私自身「変わるのは寂しい」と思うことがよくある。私の場合は、子どものままでいたいわけではなくて、早く大人になりたい