【フランス/アルザス】可愛さが詰まったメルヘンな街コルマールへは、アルザスのワイングラスでいつでもトリップ
アルザス地方。
フランスとドイツの国境付近にある、晴れた日が多くて冷涼な地域。
そこにコルマールというとっても可愛い街があります。
なにが可愛いって、お家が、町並みが、とっても可愛い!
小さい頃に見たおとぎ話の世界を思わせるような木骨組み漆喰固め(漆喰固め!って字面がかわいくないな。。)の、ジブリアニメに出てきそうなおうち達が現実の世界に広がっているのです。
※実際、ハウルの動く城の舞台になったとか。
そんなアルザス、コルマールに4年前の2016年に一度だけ行ったことがあります。
この頃はまだ、『今年こそエキスパート取るぞー!』と言い続けるだけでただ飲むだけの「ただの飲んだくれ」の頃。
ワインの知識も全くなく、ゲヴェルツトラミネールという品種の名前でさえ
「んー、なんか聞いたことあるかも。これってアルザスでしか飲めないのかな?名産の名前?ナニコレナニコレ!」
くらいでしかなかった記憶・・・。
ワインリストを見て、なんて発音していいのかわからずレストランのイケメンアルザス店員に
「ゲ、ゲウル、ゲウルズ・・・」
とえづいていた記憶・・・。
あの時ももちろん楽しかったけれど、今なら、1杯1杯のワイン達に敬意を払いながらじっくり味わえるのだろうな〜。今一度、涼しい風と空気の香りを感じながら、リースリングやゲヴェルツの味わいを楽しみたいな〜。
ワインを勉強しだしてからは、その土地その土地での土や風の香りや太陽の日差しにも意識が向くようになりました。
感じ取りたいと思うものが、味わいと香り以外にも広がっているな〜と思います。
素敵なアルザスには、素敵すぎる専用ワイングラスが
さて、そんな今一度行きたいメルヘンな町並みと、街を流れる小川、そしてたくさんのお花と緑に溢れるコルマール。
コルマールに代表されるアルザス地方で白ワインを頼むと、多くのお店でアルザス特有のワイングラスで出てきます。
よく見かけたのは、この写真で持ってるようなステム(脚の部分)がグリーンのコロンとしたフォルムでいわゆる一般的な「ワイングラス」っぽくないグラス。
ワインをそそぐボウルの部分がもっとシュッとしていたり、ステム(脚)ももっとスラリとしているものまで色々あるようですが、共通するのはステム(脚)がグリーンということみたい。
※この写真、肝心のグリーンな部分が全然見えませんが。。。
これがなんとも素敵。
このグリーンのステム(脚)のせいか、注いだ白ワインの色が抜群に映えるんです。キラキラと輝きが増したように見えて、とても美しい。
このグラスをお外に持ち出して、太陽の光の下で初夏の風を感じながらキリッと冷えた白ワインをキュッと飲む・・・あぁ素敵素敵。ベランダでやろう。洗濯物あるけど、ベランダでやろう。
ちょっと変わったこのグラスの形状は、フレッシュな果実味やエレガントな酸を味わいやすいような構造になっているとかいないとか。
このグラスを見るたびに、なんとなく心がトキメき、アルザスへと思いを馳せられるのでした。あの時買ってきた私、グッジョブ。
昨日、深夜に飲んだ 自転車マークで有名なCono Surソーヴィニヨン・ブランも心なしか、アルザス風味の爽やかさがトッピングされていました。心はアルザス気分。
※ソーヴィニヨン・ブランはアルザスの特徴品種というわけではありません。ただ家にあっただけ😅。ちなみにアルザスAOCで認められているのは、基本的にリースリング、ゲヴェルツトラミネール、ピノグリ、ミュスカの4品種のみ。
もう一度行きたいな。
その日まではこのアルザスグラスで、メルヘンなあの街へと思いを馳せるとします。
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