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DIY銅アルミニウム電極墨汁寒天キャパシタの充放電後

【キャパシタDIY その後】銅板アルミニウム箔墨汁寒天キャパシタの絶縁体に使ったティッシュの裏表を写真に撮った。


銅板上に食塩寒天を置き墨汁を垂らしている。

アルミニウム側も同様に食塩寒天を置いて墨汁を垂らした。


充放電後を分解して観察した。放電電流はひと晩後も、まだ30ミリアンペアほどあった。


充放電後の銅板の緑青
充放電後のアルミニウム箔

銅板は一部に緑青ができていた。

アルミニウム箔はややザラザラとしていて、一部は穴が空いている。


ティッシュの銅側には緑青と銅色がついている。墨汁または黒く焦げている部分もある。


銅側の寒天墨汁
アルミニウム側の寒天墨汁

ティッシュのアルミニウム側にはアルミニウムらしき粉または破片が見られた。墨汁も付いている。


充電時に銅が溶解してアルミニウムが析出、放電時に銅が析出してアルミニウムが溶解する仕組みと観察結果は一致している。


銅は酸化還元で酸化銅の1種の緑青になる場合もある。アルミニウムの酸化還元はボロボロになりやすい。酸化アルミニウムは非導電性で還元されにくい。


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