みんな仕事に関係ない本読んでる?

みなさん改めて最近読んだ本について思い返してもらえませんか。個人的な推測なんですけど、その本って実はどこかで仕事に関係してるような内容だったりしませんか。

もちろん直接的だったり、間接的だったりと程度の差はあるでしょうが、それでもどこか一定のレベルでいまの仕事で何かちょっと足りないなとか感じているようなことに関係してるのではないでしょうか。

こんなことを思うのは、個人的に僕がいまそんな状態だからなんです。昔は気軽にいろんな小説とかを読んでいた気がするのですが、気がつけば今は自分に足りないなと感じる知見を得られそうな本の情報を目にすると、すぐにアマゾンのワンクリックボタンを押してしまうというような状況です。

ただいま僕が懸念を感じているのはここ数年で特に自分の感覚がアップデートされた感じがないなと思っているのです。つまり業務に関係しそうな知見は溜まっていって、それなりに役に立っているいるのですが、自分自身がどこか置いていかれたような気がするのです。

たとえば少し話がずれてしまうかもしれないのですが、いま僕はどんな音楽が流行しているのかとかいまいちピンときません。学生のころとかはピッチフォークの年間リストみたいなものに入ってくるものはだいたい立ち位置や文脈みたいなものを把握できたんですが、もういまは誰がどうやってシーンを形成しているのかわかりません。

これが音楽だけでなく、映画、スポーツ、文学とありとあらゆる領域で起こっており、つまり自分の仕事に直接関係ない部分の感覚がどんどん薄れていっています。何が怖いって、どんどん時代とずれていっている感じがして、きっとそれは僕にとって将来的に致命的な影響を与える気がするのです。

ぼんやりとした不安がずっと残っています。ささいなことですが、きっと無視していると本当に危ないことになる予感があります。

どうしてこんなっことを考え始めたのかというと、いま、飲んでないからですね。ボトルを開けたのでもう大丈夫です。みなさんまた明日。


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