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昔の写真で出ています

先日、主治医の紹介で、御茶ノ水にある病院へ。

病院に出向く前、今回診察を受ける先生のお顔を病院のホームページで拝見。優しそうで、ホッとする。

その先生の書かれた論文の概要(PDF)もネットで検索して読むことができ、参考になる。ネットの時代ならでは。

さて、病院の日。名前を呼ばれて診察室に入ると、あれ? 紹介された先生とは別の方が。

いやいや、よぉく見ると、ホームページで見た写真の面影が。ご本人です。どうやら、何年も前に撮影した写真がそのまま使われていた模様。

優しそうな面差しはそのまま。で、実際、時間をかけていろんな話をしてくださり、質問に答えてくださったった。来てよかった。

以前、分子模型をモチーフにしたクリスマスのポストカードを制作したとき、ある新聞の取材を受けた。記事とともに顔写真も入れることに。

分子模型クリスマスカード(ブドウ糖)
環状のブドウ糖をリースに見立てて
分子模型クリスマスカード(エタノール)
エタノールを犬に見立てて

ヒー。と思いながらも、その場で、記者の方がデジカメで撮ってくださいました。

そして、その場で、掲載する写真を私に選ばせてくださったので、よかった。えぇ、半目の写真が何枚もありました。その中から、強いて言えばこれというものを選んだ次第。

また、ある科学雑誌で、このポストカードを紹介するエッセイを掲載していただけることになり、そのときはプロフィール写真をこちらで用意することに。

八ヶ岳に出かけたときの自然光で撮った写真が、まだしも居心地悪くなかったので、それを掲載してもらった。

そのとき使った写真は、今となっては15年くらい前のものだけど、またプロフィール写真が必要になったときは、それでいっかな、なんて。大元は変わってないので。なーんて。

自分ではできれば顔出しはしたくないですが、それでも顔写真って、けっこう重要と今回思いました。

診察前、あらかじめ先生の写真を拝見していたので、安心感があった。顔の造作がどうのこうのでなく、その人の醸しだす雰囲気というのは伝わりますから。

写真って大事と思った出来事がもう一つ。

昨年末、夫が必要あって受診する病院を探していたとき、専門性、設備、通いやすさをかんがみて、3つの病院が候補に上がった。

そのうち、1つの病院は、ホームページに医師の写真がアップされていなかった。その病院は候補から消えました。それだけが理由ではないのだけど。

医師の顔はわかった方が安心。知らないで病院に行くのは、なんとなく知らない人の家をノックするのに似ている気がする。

写真を掲載していなかったことで、この病院はお客さん(患者とも言いますが)を一人、失ったと言えましょう。


*分子模型クリスマスカードは、海猫屋仮説社で取り扱っています。

ようこそ。読んでくださって、ありがとうございます。