古民家再生備忘録
今年に入り、本格的に進めている古民家再生。
1ヶ月に2~3回のペースで通っている。
昨日は久しぶりにボランティアさんの中でも一番よく一緒に行くメンバーとの作業でした。
予定は午前中に溝掃除と畑、午後から裏庭の片付けとしていましたが、なかなか思うようにサクサクできないものです。
溝掃除を終えてその延長で溝のすぐそばにある畑の草取りと、端の方の土が凸凹になっているところを平坦にする作業の中で、管理機を使おうとしたらエンジンがかからないのだ。
農機具は新しいものはなかなか手が出なかったので、管理機も草刈り機もトラクターも全て中古で揃えた。中でも管理機は年代物で安く譲ってもらったんんだけど、これがまたなかなかくせ者なのだ。いざ使おうと思ったときにエンジンがかかったためしがない。笑
最初の頃はこれには本当にイライラしたし、機械のことが何も分からない私は途方に暮れるしかなかったのだけど、それにも慣れて最近は「ああ、またか」と、冷静になることができるようになった。
昨日はエンジンの回転数を調節するワイヤーが外れたり、うまく引っ張られてなかったり。ワイヤーを調節してここはなんとかクリア。それでもエンジンがかからないので隣のおじさんに見てもらいながらプラグを外して油をさしてもらったが、それでもかからない。そうこうしているときにおじさんが燃料コックが閉じていることに気付き、みんなで大笑いしたという。
こういう平和な時間が大好きだ。
写真は前回の畑のビフォーアフター。このときはトラクターで耕しました。写真右奥の草が残っている部分の地がかなり凸凹していて、トラクターが引けなかったので、昨日はここの草を取って土をならしたり、右手前も写真ではわかりにくいですが土が盛っているところがあるので、そこをならしたり。
今年は雨が多くて、気温も上がってきたの草の成長も早い。二週間前に草刈り機で刈ったところがもう真っ青になっているのを見て、こっちが真っ青になってしまった。
なんとか管理機のエンジンもかかり、お昼休憩にしようと平屋から机と椅子を出そうと中へ入ったら・・・
窓に大量の羽アリがー!!!血の気が引きました。
すぐに窓を開け放ち、三人で部屋の中を見て回る。このメンバーで1ヶ月程前に作業したとき、ここの畳を剥がした。畳と言っても本来の畳の上に畳シートを二枚も引いていたのでそのシートを剥がしたのだ。
中途半端に剥がした畳から床下にいた羽アリが大量にでてきたんじゃないだろうか。ということで、せっかくエンジンがかかった管理機をよそにお昼も早々に済ませ、とにかく畳をはぐって床下を見よう!となった。
その時の写真がコチラ
築年数が古いのでこういうこともある程度想定はしていたが。
根太の浸食跡が分かったときは「まあまあ、そうよね。わかるわかる」くらいだったが、床板を剥がすにつれて全貌が見えてくるとこういうときの悪い予感は的中するもので。
昨日、私一人だったら絶対絶対心が折れていたに違いない。ポキッと折れてしまいそうな心をひょいっと立て直してくれる仲間がいて救われた一日だった。
でもよく考えたらこの平屋は3分の2が土間で、畳部屋はココしかない。そしたらこの部屋の床下をちゃんと直せばひと山超えるんじゃない?と勝手に心を軽くしたのだった。
これからひと月もすれば梅雨に入りなかなか作業が進まなくなるので、それまでになんとか床下作業を一区切りさせたい。
やることいっぱいだな。
古民家再生やってるといろんなことを想定するけど、実際現実に起きると結構ショックは大きい。でも使えるものは再利用して私の思う、「自然に還る家」を作っていきたいと気持ちは強くなっていく気がした。
きっと思う以上に大変だし時間もかかると思うけど、やれない気はしないのだ。
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