今、息子の学年で起きていること①
はじめに
今回のことを記事にするか考え、迷いました。
でも現実に起きていることを一人でも多くの方に知ってもらいたいという思いと、
子どもたちをどうしたら守れるかというたくさんの親の思いを無駄にしたくないという気持ちで記事にすることを決めました。
じわじわとやってきていた前触れ
一学期の終わりの個人懇談で担任の先生が言っていた。
「今、6年生が全体的に落ち着きがなくて」
私はその時、全くそれを気にしてなく、「そうなんですか」くらいにしか思っていなかった。
同じ学年のママ友から息子たちの学年がヤバいということを聞いたのは夏休みに入ってしばらくしてから。
その時耳を疑うようなことをたくさん聞いた。
息子に確認したところ、言葉少なに「そうじゃ」と言う。
4クラス中2クラスの先生が学校を休んでいる。
一人は病気のため、もう一人は何も聞いてない。
息子の担任は毎日来ている様子。
学級崩壊から学年崩壊へ
他児や先生への暴言、暴力、離席、授業中に遊ぶ、クラスから出て他のクラスの子と喋る、先生に歯向かっていく、それに他の児童が便乗する。
足場に登る(現在校舎を修繕中)。
カッターナイフの歯を出したまま投げる。
こういうことが連鎖的に起きるとは思ってなかった。
先生の言葉が気に入らなくて感情的になり、ドアを蹴ってそのまま学校を出る(帰る)。
校長先生や教頭先生が常に問題のあるクラスに付いている状況らしい。
急遽配布された保護者会の手紙
そんな現状を聞いていたので
もしかしたら、、
と思ってはいましたが、やはり持ち帰ってきた保護者会の手紙。
夕方の忙しい時間帯に組まれていた。
物々しい雰囲気に包まれて始まった保護者会は校長先生をはじめ、副校長、教頭、学年主任が前に座り、学年の先生や他の約20名前後の先生が横に並んで座っていた。
前に並んで座っている先生方から時系列での子どもたちの様子、その時の対応、これからの対応を話すこと約40分。
「申し訳ありません」を繰り返す先生。
市教委にも連絡し、学校に様子を見にきてもらっていること、
警察とも連携していること。
パワーハラスメント的な観点から、自分たちができることがこれ以上ないこと。
そして、自分たちだけではどうにもならないこと。(手が足りない)
先生方の提案として保護者のタイミングで構わないので、学校に来て子どもたちを見守ってやってほしい。
というものだった。
初めて聞く内容もあり、かなり衝撃的だったけど、先生方は子どもたちのために一生懸命対応してくださっていることは伝わった。
保護者からの厳しい意見
当然のことながら保護者からは厳しい意見が続出し、中には涙しながら話す親もいた。
その人たちの意見は同じ親として痛いほどよくわかったし、同じ気持ちで頷けることばかりだった。
まじめに頑張っている子どもたちがなぜこんなに犠牲にならなけれはいけないのか。
毎日学校に行きたくないと言っている。こんな状況なのに「行きなさい」と言わなければならないのが辛い。
なぜもっと早く手を打たなかったのか。
先生に対する傷害ではないのか。
先生方の言っていることは緩すぎる。
この保護者会、集める対象が違うのではないか?
ごもっとも。
根本はやはり家庭にある
問題を起こす児童はそれぞれのクラスでほんの一部であり、半数以上の子どもたちが真面目に頑張っている。
ただ意見した保護者の気持ちはよく分かるけど、論点を間違えてはいけない。
確かに頑張っている子どもたちを守ることや、その子どもたちから学びの場を奪ってはならない。
けど、本当の意味で先生方の言う
「子どもたちが安心して楽しく過ごせる学校」を取り戻すならば、問題を起こしている子どもやその親への対応だろう。
集まっているほとんどの保護者はそこに気付いていた。
根が深い問題であるということも。
次へ続きます。
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