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#53 事業計画書なるもの

こんにちはこんばんはこんばんはー


みなさまお元気でしょうか。

うちはまた家族がコロナの濃厚接触者になり、1週間自宅待機生活しておりました。今回は幸い感染はしていなかったようでよかったです。

さて長らく時間がかかってしまいましたが、事業計画書というものが大体出来上がりましたのでこちらにのせておこうかと思います。

と言っても多分肝心な部分の予算に関しては、もくめ書店の立地や状況がかなり特殊ということもあり、お見せしても参考になる部分などはなさそうだし、私としてもほとんどなんの指針もなく当てずっぽうに書いたと言っても過言ではないので、ここにはのせずにその他のところだけでご了承くださいませ。


事業計画書

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店名 本と喫茶もくめ書店
木目。それは規則正しいようでいて一つとして同じものはありません。
自然が作り出す不思議なその模様は静かに降り積もる知識のように、そこにある本と共鳴し馴染んでくれると思いました。
そして道志村の山の木々とも調和し、景観を壊すことなく自然に暮らしに溶け込むことができるのではとの想いでつけました。
年配の方から子供たちまで気軽に立ち寄れる存在になりたいという想いで、やわらかいひらがなを使っています。
カフェも併設するため、看板や、Webサイトなどの表記はわかりやすく「本と喫茶」と頭につけることにします。


なぜ本屋を作ろうと思ったのか
本屋をやることが長年の夢でした。
本が好きで幼少期からずっと本に親しんだ生活をしてきました。
本を読むことは、例え具体的に何に役だったのか分からなくても少しずつ私の中に折り重なっていき、何か辛いことや乗り越えなくてはいけないことが起こったとしても大丈夫だと思えるようになってきました。自分の骨格とか芯のようなものが読書のおかげで出来てきたとも感じています。そういう少しの自信というものは人が生きていくのにものすごく大切になるのではないかと思いました。
昨今はネット社会による本離れが囁かれていますが、本屋の減少もその原因の一端ではないかと思います。
例えインターネットで欲しい本はすぐに買えても、そもそも知らない本を検索することは難しい。知らない本を欲しいと思うことは無理な話です。でも近くに本屋があれば本をもっと身近に感じ、常に情報を仕入れることができます。そういう意味で地域における本屋の役割はとても大きいのではないかと感じたので作ることを決意しました。

なぜ道志村なのか
なぜ道志村かと言われれば、どうしても道志でなければならない理由はありません。
偶然良い立地で物件が買えたことが大きいです。
でも今、日本中でたくさんの「本屋0地域」が生まれてしまっています。道志村もやはり例外ではありませんでした。自分の子供も含め、道志村の子供たちはみんな本屋という場所に慣れ親しまないまま大きくなってしまうのかなという寂しさがありました。
子供の時に本屋に行った記憶がなければ、大人になってからもなかなか行かないと思います。
子供たちにとって本屋は楽しいという記憶を持ってもらうために、やはりこの場所にも本屋が必要だと思いました。
それからもう一つ、キャンプや釣りなどのさかんな道志村ですがそういったアウトドアと読書は意外と相性が良いのではないかと思いました。
自然の中で本を読むという経験は大人にとっても日常から少し飛び出す特別な体験になるのではないかと考えます。
もくめ書店は地域に根差した書店になると同時に、観光客への特別な経験を提案していく場所を目指していきたいと思います。
事業責任者
酒井 七海 (さかい ななみ)
千葉県出身。丸善津田沼店、未来屋書店相模原店にて計6年間書籍販売及び文芸書棚を担当。文芸書、特に海外文学が好きで独自のフェアなどを展開。
本を売ることの面白さを知り、今後は自分で店を作り、地域に貢献していきたいとの思いから『もくめ書店』開業を決意する。
出店場所
〒402-0200 山梨県南都留郡道志村10153
■場所概要:人口は1600人ほどの道志村ですが、年間100万人以上の観光客が訪れており、道の駅などは週末を中心に賑わいを見せています。その道の駅の入り口に入る脇道をまっすぐ進み、突き当たりを左折して少し行ったところに佇む、木漏れ日の気持ちいい別荘のような建物が店舗になります。
店舗基本データ
■営業時間  平日10:00〜17:00 土日祝9:00〜17:00
■定休日 毎週 火、水 (季節により変更あり)
■業態  本屋+カフェ(まずは飲み物のみの喫茶店)
     
(古本8割:新刊2割形態 一部地域発のリトルプレス、雑貨販売)
コンセプト
■商品構成 
古本8割、新刊2割、地域発のリトルプレス、地元の作家の作品など雑貨
本はあまりセレクトしすぎないようにしつつ、なお当店にしかない個性を出すためのセレクトとして山の文学、詩集、海外文学、児童書に焦点を当て独自の棚づくりを目指す。
新刊はアウトドア系の実用書なども入れながら、古びない本を選び仕入れるようにしていく。
リトルプレス、雑貨などは今後の出会いで随時仕入れていきたい。
■カフェメニュー 
珈琲、紅茶、ハーブティー、チャイ、クラフトコーラなどの手作りメニュー。
今のところ食べ物を出す予定はなし。
■キッズスペース 
子供たちに気軽に来てもらえること、子育て中のママたちに一息ついてもらえることを目標にキッズスペースの設置、オムツ替え場所の設置をする。またミルクのためのお湯のサービスも行っていく。
一人で本が読める子たちのためのリーディングヌックの設置。隠れ家のような雰囲気でワクワク感を楽しめるようにしたい。
■庭の活用 
駐車スペースは2台分。足りないようだったら今後検討していく。
(夏季のみ)庭にハンモックなどを置いて自然の中での読書体験をしてもらう。駐車場兼なので、危険のないように設置する。基本的には本を購入するか、カフェメニューご注文の方のみ。購入前の本を読む場合は古本に限る。
カフェメニュー
●ブレンドコーヒー こだわって仕入れた豆でオリジナルブレンドを作る。手淹れで淹れる。
 ●アイスコーヒー 
 ●カフェラテ
 ●カプチーノ
 ●紅茶
 ●チャイ
 ●ハーブティー
 ●ジュース(なるべく地産地消の仕入れを目指す)
 ●手作りクラフトコーラ
 ●ココア
もし仕入れられれば、手作りお菓子などを何種類か置く。
ゆくゆくはサンドウィッチや軽食なども置けるようになると良いと思う。
今後の予定
■ 4月 引越し後の諸々の手続きと同時に、古物商申請、喫茶店開業の許可など必要な資格を取る。各SNSスタート
使うSNSは、Twitter、Instagram、note、YouTube
■ 5月 改装工事
■ 6月 仕入れ、取引業者の確定、下旬にホームページ公開
■ 7月 2日か9日オープンを目指したいと思います。


とりあえず今書けるところはこんな感じでございます。
今後変わっていく部分もあるかと思いますが、概ねこんな予定で動いていこうかと思っております。

事業計画書というか、開業予定書という感じになってしまいました。

こんなことも書いておいた方がいいのでは?とかもっとこうしたらとかアドバイスありましたら、ぜひぜひ御教授願いたいです!

2月3月は今の生活をきちんとしまっていくことに注力を注ぎたいと思っています。
とりあえず2月は本屋大賞の投票があり、今の職場も最後になるので最後まで全力を出していきます。

次は本屋大賞ノミネート本全点レビューできたらと思ってます〜。

いただいたサポートよい本屋を作っていくために大切に使わせていただきます。サポートしていただいた方にはもれなくわたくしの心からのスマイルを送らせていただきます!念をこめて。