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忙しいからインテリアまで気が回らない。それってもったいないかも!

こんにちは。
韓国在住インテリアコーディネーターのなぎです。

先日、こんな話を聞きました。
「整っていたら最高だけど、忙しいのにインテリアまで気が回らないんだよね、、インスタは別世界の人と思っている、、。」

インスタでお部屋を整えている人、本当すごいですよね。でも、インスタほど完璧じゃなくても、ポイントを押さえて整えてみると、気持ち的にスッキリしますよ。

そこで、今回はインテリアを整えることで得られる効果を紐解いてみたいと思います。


空間を整えて得られるリラックス

環境心理学では、物理的な環境は人々の気分や行動に影響を与えるとされています。

環境心理学とは、自然環境と人工的な環境を合わせた物理的環境と人間の行動・経験との間の相互交換・相互作用を扱う心理学の研究領域です。
私たち人間は環境を変容させ、また、私たち人間の行動・経験は環境によって影響を受けています。

環境心理学とは

つまり、自分の好きなイメージに整えた空間で過ごすことで、ストレスを軽減し、リラックスして過ごすことができるんですよね。私は外出して戻ってきた時に、特に実感します。

インテリアを作ることで自信が持てる

自宅のインテリアは、自己表現の一つでもあります。自分の好きなスタイルを表現してインテリアを作ることは、自己肯定感を高めて自信を持つことにもつながります。

仕事、家事、育児で忙しくて、インテリアまで手が回らないよ!という方は、小さな自分スペースを作ってみませんか?特に育児していると細切れの時間で達成感が得られにくい、なんてことが多々ありますが、小さなスペースを飾ることで達成感も得られやすいです。

私が日本にいた頃、息抜きで作った100均スペース。
いい小物も多く、結構遊べますよ。

動線を考えて散らかりにくく

家具は家族の行動を考えて配置されていますか?
床に、カバンや服など散らかっていませんか?

家族の動線を考えて家具の配置を行うと、それだけで機能性が向上して部屋が散らかりにくくなります。
玄関のこの部分にカバンを置く場所を作ろう、この部分は家族が触りにくい場所だから少し飾ってみよう、など、行動を考えながら模様替えすると、ストレスフリーで快適な部屋作りができるかもしれません。

アクセントで色を楽しむ

インテリアは色彩心理学とも関係があります。青や緑といった自然を連想させる色はリラックス効果があり、黄色やオレンジといった暖色系の色は活力や幸福感をもたらします。

また、インテリアには配色の基本があり、70:25:5の割合が基本の配色となります。70は「ベースカラー」、25は「アソートカラー」、5は「アクセントカラー」になります。そのため、ベースカラーとアソートカラーを落ち着いた色に揃え、アクセントカラーで自分の好きなカラーを加えるのもおすすめです。

社会的なつながり感

インテリアにこだわれば、部屋に友人を招くのもストレスではなくなります。合わせて、インテリアが整っていることは自分を癒すことにもつながります。

友人が来るたびに慌てて片付けるのではなく、常にリビングだけはきれいに保つ!など、ポイントにしぼってインテリアにこだわれば、気持ちも前向きになりますよ。

インテリアを整えて生産性も自己肯定感もアップ!

ということで、忙しくてもインテリアにこだわる理由を挙げてみました。
散らかっていると集中力が低下する、先延ばししてしまうなどの悪影響があるとも言われているので、逆にインテリアにこだわれば生産性も自己肯定感もアップする、といいことづくめなんですよね。

プリンストン大学神経科学研究所の科学者たちは、機能的磁気共鳴画像(fMRI)などの手法を用いて、人の脳が秩序を好むこと、そして無秩序な状態が常に目に入り続けると、認知資源が枯渇して集中力が低下することを明らかにしている。また、彼らの実験結果によれば、散らかった作業環境を整理した場合は、集中力と情報処理能力が改善し、仕事の生産性が高まった。

デスクが散らかっていると集中力も生産性も低下する

いやいやまずは片づけなきゃ、、と考えていたら、いつまでも散らかった状態から抜け出せないかもしれませんよ。

ぜひ、キッチンの一角、玄関の棚の上、ダイニングテーブルの上、、など、小さなスペースから始めてみませんか?

現在、インテリアに関するサービスを構築中です。
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