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【読書感想】「怪人二十面相」  江戸川乱歩

読了日:2017/4/20

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十年以上を経て突然帰郷した羽柴家の長男、壮一。折しも羽柴家には、ちまたで噂の盗賊「怪人二十面相」からロマノフ王家に伝わる宝石を狙った予告状が届いていた。変幻自在の愉快犯・怪人二十面相と名探偵明智小五郎、記念すべき初対決の幕が開く。
「BOOK」データベースより

なつかしい!!

金田一少年やコナンなど、今ほど探偵漫画がなかった私たちの子供時代。
そんな時代に、図書館でどーんと場所をとり、我々の心を魅了した明智探偵と小林少年&怪人二十面相。
私、全部読んだ訳じゃないけど、このシリーズ大好き!
Kindleで売ってるのみてたら欲しくなって買っちゃった~。でもKindleじゃなくリアル書籍のほうがよかった。
息子にも読ませたい。

この本の概要

子供を対象にしてるし、探偵ものが一般化するずっとずっと前の時代の本なので、全体的に難しいトリックはありません。設定も人間たちのコミュニケーションもチープです。
ひととおり探偵ものや、トリックものに慣れ親しんで育ってしまった現代っ子には安っぽくみえるのかもしれません。
それでも、小学校低学年くらいならまだまだ楽しんで読めるんじゃないかな~。

私、隠し扉とか隠し部屋とか秘密の仕掛けがたくさんあるお屋敷が大好きなんですね。
明智探偵シリーズもちょいちょいこういう秘密のお部屋がでてきます。それがもう子供心にワクワク。

この「怪人二十面相」は、明智探偵シリーズの一番最初ですけど、まだまだシリーズはたくさんあるんだよね。順番に制覇したいなぁ。

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