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Gallupストレングスコーチになったよ

日々忙しい…。
なんだろうか、この過ぎゆくときの早さは…。(歌の歌詞みたいだなwww)

って感じで、いつもどおり、家事育児と仕事でバタバタした日々を過ごしているワタクシですが、実はこのたび、Gallupストレングスコーチという資格をとりました。

イェイ\(^o^)/

Gallupストレングスコーチとは?

「え、なにそれ?」
って感じだと思うので、かんたんに説明します。

私たちはひとりひとり固有の強みがあります。
どんな人にもあります。
安心してください。あなたにもあります。

とはいえ、
「あなたの強みってなに?」
と聞かれて、さくっと
「私の強みは○○です。」
と言える人がこの世にどれだけいるのでしょう。

あ、言える?
あ、もしかしたら、言える人、けっこういるかもしれませんね…。
言える人は素晴らしい。
そのまま生きていきましょう。

ちなみに、私に関して言うと、自分の強みなんて、全然わかりませんでした。
ですが、ついこないだ、私は自分の強みを知りました。
それを教えてくれたのが
「Gallup ストレングスファインダー」という診断ツールです。

なんか、ちょっと書き方が胡散臭くなりましたwww
安心してください、ちゃんとしたヤツです。

「ストレングスファインダー」というのは、Gallup社というアメリカの調査会社が開発した個人の強みを知るための診断ツールです。

Gallup社は、世界中でたくさんのリサーチを行っています。実は我々の身近なところでもGallup社発信の情報ってのは目にしてます。
たとえば、アメリカ大統領選に関する調査もGallupがよくリサーチしてますし、「従業員のエンゲージメント調査」などもGallupが調査してくれたものです。

そのGallup社が、世界中の「成功する人たち」数百人に長い年月をかけてインタビューし続け、その結果を分析して、34の資質にまとめ、その人固有の強みを知ることができる診断ツールを作りました。
それがストレングスファインダーです。

診断を受けるには、何らかの方法(書籍を買う or Web上で購入する)でコードを入手し、177問のシンプルな質問にこたえます。
全部こたえると、その人がもともと持つ固有の才能(強みのもと)が導き出されます。

入手できるレポートには、その人固有の強みの性質、活かし方のアドバイスなどが記載されています。
このレポート、人によって書かれてることが異なります。
たとえば「学習欲」という資質についてのレポートでも、あなたのレポートと私のレポートは違います。

おもしろいでしょ?
そうなの、とってもおもしろいの。

でも、この診断でわかるのは、あくまでその人の「才能」です。

Gallupが定義する「才能」とは、その人がもともと持っている「強みのもと」とか「思考のクセ」みたいなもんで、言ってみればダイヤの原石なんですね。
原石はそのままだと原石のまま。
ダイヤにしていくには、この自分固有の才能を深く理解し、日々の生活に活かし、コントロールしていくことが必要になります。
「才能」という原石を磨いて活用できるように高めたものが、Gallupが言う「強み」です。

診断だけで終わってしまうことも実際すごく多くて、そうするとこれは単なる性格診断。
ま、それはそれで全然いいと思うんです、それだけだとしてもじゅうぶん面白いから。
でも、この診断結果には、実はすごく大きな可能性も秘めています。

「この結果をもっと活用していきたい!」
「自分の才能を強みに変えて、もっと仕事や生活にいかしていきたい!」
「人生をもうちょい楽しい意義あるものにしたい」 
「自分に自信がない…」
と思ったとき、この診断結果は、変化する/変化したいと思う自分の根底を支えてくれるとっても強力な武器になります。

とはいえ、レポートを理解するのも難しいし、どうやって活用していったらいいのかわからない、と思う方もたくさんいるでしょう。

そんなときにあなたに寄り添い、資質の活用をサポートするのが「ストレングスコーチ」です。

コーチは、クライアントであるあなたの話を聞きながら、強みにフォーカスし、強みの理解を助け、日々の生活に強みをどう活かしていけるか、どうコントロールしてけばいいかをともに考え、ともに探ります。
進む道を決めるのは運転手であるクライアント自身、コーチは助手席にいて、ときどき尋ねたり、ときどき「あ、今いい感じに強みを使えてるね」とかいいながら、道を一緒に探す人、みたいなイメージです。

かんたんに説明って言ったくせに全然かんたんじゃなかった…。
ま、そんな感じ。(どんな感じ?!←セルフツッコミ)

あ、ちなみに私の資質TOP5は以下です。
1.ポジティブ
2.社交性
3.コミュニケーション
4.適応性
5.学習欲

なぜコーチになったのか

この資格、取得するにはGallup社が定期的に行っている4.5日間のセミナーを受け、Web試験を受け一定以上の点数をとり、さらに実際にコーチングを6名以上の方にやって評価してもらわねばなりません。

つまり、そこそこ手間がかかります。
(もちろんカネもかかります)

なんでそんな手間のかかる資格をとったのか?
理由は大きく3つあります。

ひとつめは今後の自分のため。
ふたつめは子どものため。
みっつめは、ちょっと前の私と同様、なんとなくモヤモヤしている誰かのため。

今後の自分を考えた

理由について、も少し詳しく書いてみます。

まずひとつめの「今後の自分のため」。

社会人になって19年くらい。
そのほとんどはIT系の技術知識をベースにしたものでした。
が、私はもともと文系です。
必要にせまられて、Linuxやネットワークなどを勉強してきましたが、やってくなかで
「夢中な人にはかなわないなぁ」
ということに気付き始めました。
「家にルーターラック買ってルーター入れたり、ストレージ自腹で買うような人とは根本的に興味の強さが違う…」と。

もちろん、それでもやりがいはありました。
学んでわかるようになれば楽しい。
もともと得意ではないからこそ、わかりやすくかみ砕いて説明することもできたと思うし、そういう点で評価も良かったので、やろうと思えばこれからも技術系でいくことはできたと思います。
(ガチなところは無理ですが…)

ただ、サイボウズに入ってからは、「チーム」とか「チームの雰囲気を良くすること」に、今まで以上に意識や興味が向くようになっていました。
前から強く興味があった分野だけどより強化された、みたいな。

で、さらに、会社にいるプロフェッショナルな人たちを見ていて思ったんです。
私も、自然と興味が湧いて、自然と勉強したくなるような分野に進んだほうがいいんじゃないかな、と。
そのほうがたぶんそんなに好きじゃない分野の勉強をやり続けるより、ラクだし楽しい。

ただ、今思えば大きなジョブチェンジでした。
この歳でこれまでのスキルセットを無視したジョブチェンジ…。
よく考えたらなかなかな度胸だな、と自分でも思います(笑)

で、今回とったコーチングの資格は、このジョブチェンジに勢いをつける意味合いもあるかな、と自分では思っています。

こどものため

資格をとったふたつめの理由は「こどものため」です。
地味にこれがかなり大きい。

我が家には3人子どもがいますが、3人それぞれ、性格もスキルも全然違います。
私はまだ、そんなに彼らを理解できていない気がするんですよね。
もっと彼らの良さを引き出したい。
それにはもっとちゃんとした知識がほしい。
それが、セミナーを受講したふたつめの理由です。

特に気がかりなのはスーパーマイペースな次男。

彼には彼なりの兄にはない優しさや、様子をみて引くことができる協調性もあるし、ユーモアセンスもあるんですけど、どうしてもマイペースな故に注意されることも多く…。
私もその都度、いい面は言うようにしているんですが、それでももっと次男のいい面を引き出したい。
「あ、オレ、いいじゃん」
と思ってほしいんですよね。

私もできないところにガミガミ言うのを、なんとか減らしたい。
それに必要なのは正しい知識。
もうちょっと強みの資質について理解を深めたい。
そんな個人的な思いも、資格取得のひとつの要因になっています。

モヤモヤしている誰かのため

みっつめは「モヤモヤしている誰かのため」。
これも大きい。

私自身が、もともとずっとモヤモヤしてたところを、ストレングスファインダーをやったことでその霧が晴れたので、同じようにモヤモヤした人にシェアしたくなったっていう感じです。
詳細はこちら


このストレングスファインダーやコーチングで、強みの活用や、他者の強みにフォーカスする視点をトレーニングしていくことで、ひとりひとりが、自分に自信が持てるようになるし、他者にも優しい視点を持てるようになるんじゃないかと思っています。
そしてそれはその人とその周囲の人の幸せにつながります。
幸せな人が増え、他者に優しい人が増えていくことで、少しずつだけど社会に多様な人を受け入れる風土というのが出来上がっていくのではないかな、と。

ま、私ごときでは、壮大な広いこの世界を変えることはできません。
が、少なくとも自分の周囲5メートルの人の幸せに少しは貢献できるような気がするし、少なくとも私の周囲には、ごきげんな人が増えてハッピーになるかもな、と夢見ております。
基本的に私は自分本位なので、私の周囲には、ごきげんな人をはべらせたい。
私がごきげんに生きようとしてるだけなのに、いちゃもんつけられるのも困っちゃいますもんね。

今の日本では、楽しそうにやりがいを持って仕事してる人はそんなに多くありません。
ギャラップの調査によると、日本の働く人のエンゲージメントは、他国と比べてもかなり低くて、めっちゃエンゲージメント高い人は、日本に6%しかいないそうです。
そりゃ生産性なんて低くなるしかないわな、という感じですよね。(ちなみにアメリカは33%)

自分が少しだけ変わって、少しだけ動いてみることで、自分の周囲が少しだけ変わる。
それの積み重ねで会社や世の中の空気は変わっていくと私は思うので、誰よりも私が、私の周囲を変えるための実践者でありたい。
その一歩が、この資格取得になりました。

わーお。
めっちゃかっこいいこと書いた。

今後どうするの?

今後、じゃあ資格をどう活用していくか、というのは、実はまだあんまり考えていません。
会社で活用できる目処がたってるわけでもないし、複業するほどの時間的な余裕もないし。
そういうことを考える余力があんまりないのが実情…(笑)

ひとまず今年一年は修行の年かな?と、自分の中で位置付けていて、社内の人たちに声をかけてランチ時間にセッションの相手をしてもらってます。
特に社内で限定するつもりもないので、お声がけいただければ無料でストレングスコーチしようかな、と思ってます。
ご興味ある方はお気軽にお声がけくださいませ。

私の働き方の都合上、一応以下のような要件になると思います。
・事前にストレングスファインダーの診断が必要です
・主にランチ時間か金曜日の18:00以降になります。
 (土日は家庭優先のため難しく…)
・やり方は遠隔(ZoomやSkype)中心になると思います。

コーチングセッションも、時間の制約が多くてなかなかもどかしいのが現実。
周りを見ると焦ることばかりだけども、時間的にもできることは限られるので、無理せず、私なりのペースで、やっていこうと思います。

将来は、これがひとつの仕事になったら嬉しい。中高生でこういう診断やコーチングを取り入れた教育ができたらすごく素敵だなぁと思うからそういうのにも携われるもんなら携わりたい。

なんか、この先どうなるかはわからないけど、ワクワクを大事に、やっていこうと思います。

人生100年時代だもんね。



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