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【読書感想】風に訊け 空也十番勝負 七 佐伯泰英

この本の概要

数年にわたって修行の日々を過ごした西国を去ることを決め、福江島から船に乗り込んだ空也は、長州藩の萩城下に降り立った。町の道場を訪れると、図らずも藩主派と家老派による毛利家のお家騒動に巻き込まれることに。家老派と己の”ある因縁”に気づき、藩主派に力を貸すことにした空也は、家老派の企みを阻止すべく動き出す

文庫本背表紙説明より引用

感想

読書熱が持続しないここ数年。去年のはじめも少し読んでたもののなかなかどうして持続できない。
本を読んでても子どもらに声をかけられて集中できないことが多くて、そうするとイライラしちゃうからそもそも読まないっていうバッドサイクル。

そんな状態を打ち破るのはやっぱり佐伯泰英です。
居眠り磐音シリーズの続編、空也十番勝負の七作目。

空也くん、修行終わろっかなモードになってきてて九州を離れ萩藩に。
目立たないように偽名使ってみたり、ここだけの話って打ち上げ話してみても、結局それなりの数の人が空也の正体をわかってしまうのもこのシリーズのお約束。
恨みつらみで喧嘩売られても、安定の勝ちを得るのもお約束。
安心して読めるのにおもしろいのは不思議よねぇ。

気になるのは空也の旅の合間に挟まれるもう1人の武者修行中のお侍。最後に出会うのかな?と思ってたらこの巻では出会うことなく終わってしまいました。

まとめて3冊かったので九番勝負まで楽しみます。

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