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【読書感想】「美雪晴れ みをつくし料理帖」 高田郁

読了日:2014/3/4

みをつくし料理帖シリーズ最新刊。
大阪の天満一兆庵時代から澪のそばで母親のように見守ってくれていたご寮さんが、江戸一の料理屋、一柳の旦那の後沿いとなり、澪と芳はそれぞれの道を歩み始める。
澪はどんな料理を作って行きたいのか、己の進む道に迷いながらも、野江を救う資金を得るため、吉原で鼈甲珠を売る算段を立て始める。

なんと!
あと一冊でシリーズが終わってしまうらしい(T_T)
磐音もあと数巻で終わるというし、この作品もおわっちゃったら何を楽しみにしていけばいいのか•••。

今回はご寮さんが一柳の旦那のとこに嫁いじゃって澪もこれからの自分の人生を考えます。
手頃な値段で庶民に喜ばれる滋味深い料理か、
一柳や天満一兆庵や登龍楼のように贅を尽くした料理か。

私は庶民なので滋味深い方を推してしまうのですが、
料理人であれば最高の環境で最高の食材で腕をふるってみたい、と思うんでしょうね。難しいよねぇ。
そんな澪を源斎先生がそうっと見守ります。
愛だねぇ。澪もそろそろ気付いたかなぁ?

今回はオマケで小松原様のその後もすこしだけ知ることができます。

さて、磐音も料理帖シリーズも終わるし、本気で新しくハマれるシリーズものを探さねば!
なんかオススメないですかね。

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