Noteにスキがつかなくても書き続けるコツを教わった日
友人とランチに行ってきた。
最近新車を買った彼女。
助手席で新車の匂いを堪能し、マクロビ的ランチをたらふく食べた後、我が家でお茶をしばくことになったので、最近モヤモヤしていることを吐き出してみた。
思いのほか専門的な回答を得られたので、理解できた範囲で覚え書きを残しておく。
【問1】
noteの方向性。本当にこのまま、自分の書きたいことだけ書いてていいの?
【答1】
どうぞご自由に。そもそもSNS全般、自分を癒す行為。
【問2】
でもさ、好きに書いてると「スキ」全然もらえなくて、悲しくなる。
【答2】
スキをもらえるような工夫をしていない。オマエのnoteは画像、タイトル、その他視認情報で圧倒的に他記事に劣る。
【問3】
そやねんな。。。いや、ちゃうねん(どっちや)スキが増えると嬉しいんやけど、スキが欲しくてnote始めたんちゃうねん。
やっぱり自分の思ったことをそのまま書くのが楽しいねん。楽しくなかったら、絶対続かんと思うねん。
誰かのタメになる記事かいて、写真貼って、フォントいじって、、、とかしてると、面倒になってすぐ辞めそう。
でも、ちょっとスキしてもらったら嬉しくて、ついもっと読んで欲しいなって思ったり、いや違うって思ったり。。。
わけわからんタイトルつけてるのも、わざとやってて。
釣りみたいなタイトルで来てくれた人の時間無駄にしたくないのもあるし、期待してポチってみたらコレかいってなるのも怖いんやと思う。
【答3】
まずは目に留まる工夫をしてみたら?
気づいてもらえるように人を集めるとこから始めたらいい。
あと、「読んで欲しい」「スキして欲しい」と思うのは当然の欲求と認めたほうがいい。
【問い4】
そこちょっと詳しく。
【答4】
人間は誰しも心に傷を負っていて、他者からの評価でその傷を埋めようとしている。
これはオマエだけではなくて、全人類共通。だから、まずそこを認める。
【問5】
ほう。続けよ。
【答5】
信長か。
ところが、その傷口はブラックホールのようなもので、他から持ってたもので埋めようと思っても埋まらない。
だから、スキをもらっても、もっと欲しくなってキリがなくなる。
【問6】
そうやねん。需要のないもの書いておいてスキ欲しいって、なんか浅ましいっていうか、全然知らん人に承認欲求満たしてもらいたいって、どやねんって思って。
【答6】
そう思ってしまった時に「スキがもらいたいのは当たり前のこと」ってすぐ自分に言い聞かせる。そうすればブラックホールの傷を少しずつ修復していける。
傷を修復していけば、そもそもスキが欲しい気持ち自体が薄れていくはず。
noteに自分の心を書いてるのなら、認めて欲しい、共感して欲しいと思うのも当たり前。
【問7】そうか。当たり前、なんやな。うん、当たり前、あたりまえ。。。(咀嚼できず)
【答7】
浅ましいって思うのも、「思うまでは自由」
他人の言動に対して「浅ましいなぁ」「絞めたろかな」って思っても、実際に口に出したり、絞めたりしないよね?
それは、他人を許しているから。
人がやってるのを見て何とも思わない、もしくは許せるてことは、自分にも許していい。
↑これやーーーーーー!!!
食ったら糖度40レベルで自分に甘い私。それでも、思い当たるフシはある。
スキしてください、フォローしてくださいって堂々と書いている人のnoteを見ても何とも思わないのに、自分が言うのに抵抗があったのは、これが理由だったか。。
聞けば彼女は人体の秘孔(言ってない)を突いて、心の傷を癒す技術を持っているらしい。
こんな身近でモヤモヤを解決できるとは。
こういった発見をしっかりまとめて、目次や装飾をつけて出している人が、スキをもらえるのだと思う。
がしかし、私はしばらく、私のままでいることにする。書きたいように書くことを、自分に許してあげることにした。
みんなが「誰かのため」にnoteを書いている中で、それができない自分を許してやりたいと思う。
「スキが付かないくて悲しいなぁ」と思えば
「そうな、悲しいな」と言い。
「勝手なノート書いてるねんから当然や」と思えば
「頑張って書いたんやから、スキが欲しいのは当然やで」
と慈しみ。
自分自身が、自分にとって最高に優しい友達になろうと思う。
と言いながら、今日はちょっとだけ、わかりやすいタイトルをつけてみた。
それでも傷を負ったら、彼女に秘孔を突いてもらうこととしよう。
その日のために、美味しい紅茶を淹れる練習をしておこう。
Kさん、どうぞよしなに。
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