当たり前の素敵

数日前からソフォラ・リトルベイビーの花が咲いている。この木は花をめったにつけないため、とても珍しい現象。

ソフォラ・リトルベイビーは花が咲かなくても可愛い葉っぱをしていて…というか、もう名前からして可愛い。
我が家も購入して数年経つが、花をつけたのは今回が初めて。

こういった貴重な機会に恵まれたときに、意識していることがある。それは「珍しくないものにも目を向けているか」を再確認すること。

ソフォラが咲いてくれたのは、とても嬉しい。花はキレイな黄色。けれど、毎年当たり前のように咲いてくれるパンジーやビオラだって、同じように美しく、カラーバリエーションも豊富だ。
草木がみんなソフォラのように、めったに花をつけないのであれば、春はこんなに宝石箱じゃない。

美しい花をつけない木だって、落葉樹の新緑はたまらなくキレイだ。プラスチックのおもちゃのようにオイリーな緑。
常緑の松の木は、発芽したてがめちゃくちゃ可愛い。要検索。

珍しい現象に目を奪われて、当然のように繰り返される日常を感じ取れないようでは、人生を味わい切れていないような気がする。

数十年に一度のご開帳で見られる仏様をありがたいと拝む前に、道端で365日雨風にさらされているお地蔵様を忘れてはいないか。
定期的にセルフチェックしないと、すぐに忘れてしまいそうになる。

日常に目を向けるチャンスは多いほどいい。

ソフォラが咲いたら
息子が10秒逆立ちできたら
夫がお土産を買って帰ったら
noteでいつもよりスキがついたら

はい、たった今、珍しくイイコト言ってる自分もチャンスにしてしまおう。

ちなみに、ソフォラのお花はこちら

満開が いつだかさっぱり わからない


皆様の毎日が、たくさんの「当たり前の素敵」で彩られますように。

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