聞いてなかやまきんに君

今年に入り、とんと書く仕事をしていない。
一応、小遣い稼ぎ程度の労働はしている。が、ライターとして専属しているはずの会社から振られる仕事は、売り子だの、試作だの、書き物以外の仕事が大半。

今日はこれを

精密な 仕事できない でくのぼう

こうしていた。

工賃が 安い分だけ 大雑把

専属ライターって、ライター業を専属で請けますってことじゃなくて、お宅の仕事を専属で何でもやりますってことだったのか。日本語ムツカシイ。
まぁ楽しいからいいのだけれど、もっとこう、熱い何かを伝えたいのだよ私は。

ほとばしるパッション!
鳴り止まぬビート!
魂のミッション!!!

いや違う。
こんな暑苦しいのじゃない。

私が伝えたいのは、もっとジワジワくる、低温やけどのような熱。
常夏のカーニバルじゃなくて、神楽から滲み出る想い。

といっても、今のままライターをしていても私の希望は叶わない。そもそもほとんどライターできてないし。
googleにラヴされる記事を量産する仕事では、いくら書けどもベクトル違いで、実力のあるなしに関わらず理想とする言葉は綴れない。正直なところ、SEOに飽きた。

なのでちょっと、文章に付加価値をつけられるようなスキルを勉強しようかと思案中。
簡単には身につかないと思うし、身につけたところで仕事につながるかもわからないのだけれど。
ほんでもって永世中途半端九段なので、きちんと身につくところまでいけるかどうかも怪しいのだけれど。

私が尊敬する後輩が言っていた。
「人生なんてネタ探しという名の暇つぶしですから」

ならば

やるのかい?
やらないのかい?
どっちなんだい?
やーーーーーーーーる!

私にはパッションもミッションもないけれど、インスピレーションだけを頼りに盛大な暇つぶしを続ける人でありたい。

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