西へ② 2024.8.10

2日目は出町柳から京阪電車で出発。東京の人間からすると京阪の車両は初見だと追加料金払わなくていいの!?レベルに豪華。ゴージャスな電車に揺られながら、時間があったので寝屋川市駅で軽く撮影。復刻塗装の2216を期待したが来ず。同業がいたので聞いてみると8000系の幕車が洛楽に入っているのが珍しいらしいのでそれを撮って退散、京橋でJRに乗り換えて大阪に向かう。

大阪で予備校が同じだった友人と再会し、気ままに散策する。梅田の有名なたこ焼き屋でたこ焼きを買い、駅前で座って食べた。そしてもんじゃ焼きを食べ、会計時に店員に大ボケをかまされ大阪を実感する。後日その店を調べると調布にもある超チェーン店であったことが発覚しズッコケ。

今日は岡山の友人の家に泊まる予定。大阪から新快速に乗る。尼崎を出るとじきに左手に海が見えてくる。絶景を横目に軽やかに内側線の各停を追い越しながら特急と見違えるほどの走りを見せるこの区間、乗った人は全員虜になってしまうだろう。次は神戸の放送が流れたところでZARDの'もう少しあと少し'の"想い出の神戸の街であなたへの手紙したためています"の歌詞が頭をかすめたので、神戸で下車。ポートタワーなど港の風景をカメラに収め、ぼちぼち駅に戻る。同じ貿易港ということも原因なのだろうか、なんとなく横浜と雰囲気が似ている気がする。山の有無という決定的な違いはあるが。

新快速に乗るためホームに上がると、乗り場の目の前に山陽本線の0キロポストがあった。そういえば東京から神戸までずっと東海道本線だったと思い出しながら新快速に乗り、目を閉じると気付けば姫路。相生で115系に乗り換える。心地良い爆音を響かせながら吉永にて当駅始発を待つため一旦下車。駅前をフラフラしているともう営業はやめたのであろう本屋があり、窓に顔を近づけて中を見ていると向かいの床屋にいたオバさん二人が自分の方を見て何かヒソヒソ話している。完全に不審者扱いされているのでそそくさと駅に戻った。

吉永からは213系に乗車。運転室と旅客ドアの間にボックス席があるという珍しい客室。ただ帯の色味が完全に仙石線なので、213系をみると211系が仙石線に転属した世界線を考えてしまう。そんな余計なことを考えていたら列車は岡山駅に到着。


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