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続・善良か否かなんて。

フロントガラスの件。夕方、「家」のある**市のMAZDAさんへ。
「あぁ…。意外と大きいですねぇ…。」
「リペアか交換か、迷うところですよねぇ…。」
「交換するとなると10万円ぐらいはかかりますから、車輌保険に入ってらっしゃるなら、使った方がお得かと。」

「今、保険の証書はありますか?」
と言われるが、しまった、それは「家」だ…。そもそも、保険会社の電話番号すら分からない…。
「確認して、明日また連絡します。」
と言って辞し、クルマの中から「妻」に電話を掛ける。

「保険会社の連絡先って分かる?」
「分かるけど、ちょっとだけ待ってくれる? このまま待つ? どうする?」
そのとき、二人の距離は数百m。(←って、ちょっと「恋する惑星」っぽい?(笑))
「いや、運転中やし、5分後くらいにクルマ停めて電話し直すわ。」
「はぁい。」ガチャン。

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午後から休みだったのに、クルマ屋に行く時間を夕刻にしたのは、今日こそプールに行こうと思ったからだったのだが、もはやつらくなって、「家」のそばの幹線を素通り。急いで、なるべく「家」から離れて、少なくとも市外に出て、そして2度目の電話。「妻」は保険会社の電話番号だけを教えてくれ、「じゃあ」。ガチャン。

私がちらと「フロントガラス」と口にしたからそれですべてを察したのかも知れないけれど、それにしても、私の「事故」の状況さえ尋ねてもくれない。もちろん、届いたであろう手紙の話も、きっとそばにいるであろう息子の話題も。

部屋に帰り着くまで、電話をするためにオフにしていたカーステのボリュームを上げるのも忘れたままだった。