あとさきを考え、た。
7時過ぎ起床。8時頃に部屋を出て、神戸の病院。
「ココロと心臓」。
前に一緒に映画会を企画していた(台風で流れちゃったけど、現在、改めての実施を企み中。)知人には「そうは見えないけど」と言われたけど、いえいえ。(^◇^;)
「心臓」の病院(循環器科)は大混雑。ここは予約ができないので、受付をしてから待たなければならない。10時前に到着し、11時過ぎからは「ココロ」の方の病院(心療内科。こちらは予約)だったんだけど、ちょうどそれと重なっちゃうような感じで。心電図取ってから小一時間ほど待たされて、3分間くらいの診察を受ける。待たされてる間はずっと坂口恭平氏の『土になる』を読んでいた。
『土になる』の話はあとでもう一度書こうかと思うんだけど、4か月ほど前から読んでいる。だけど、考えてみれば「ここ」でしか読んでないような気もする…。月に一度。あるいは2か月に一度。今、98頁。今日読み始めたのは42頁。ちなみに、41頁で数か月間止まっていた。(最後は270頁くらいだから、いつ読み終わるんだろう…?σ(^◇^;))
「心臓」の病院での待ち時間、3歳くらいの女の子がお母さんとやって来て、1分くらいの間に、
「おかし食べたい」
「ここ、座りたい」
「お茶飲みたい」
「絵本読みたい」
って言うの。なんか、すごく嬉しくなっちゃって。彼女がずっと、「~したい」って言ってくれていればいいなって思っちゃった。
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11時過ぎからの心療内科。こちらも大混雑。土曜日だけのH本先生人気なのか、5分ごとくらいで患者(クライアント)が入っているらしい。私はあまり調子は良くは無かったんだけれど、待合室に10人以上の人が待ってらしたから、今日は変に(?)盛り上がることなく、おとなしく薬の処方だけしてもらって次の方と交代しようと思っていた。
ところが、私がテーブルの上に無造作に置いた『土になる』にドクターが興味を示し、
「それ、ちょっと見せてくれますか?」
と言って手に取られ、頁をパラパラと。冒頭と巻末には彼(坂口氏)の絵があり、それを見て、
「うわっ。この絵、すごく好きです。」
って。で、私が坂口氏の説明をし、とかしている内に、きっと5分は大きく過ぎてしまったと思う。申し訳ない…。
「お忙しいのに、ゴメンナサイね。」
「いえいえ。私が興味があったから。(@^▽^@)」
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最近、(病的に?)眠り過ぎだって話を事前問診の看護師さんに伝えたところ、彼女、
「睡眠時無呼吸症候群とかの可能性はないですか?」
って。
「あ、それ、「妻」がいる頃には良く言われました。呼吸してない瞬間、よくあるらしいです。今も、朝方は毎日自分の鼾に気が付いて起きてしまい、そんなことを疑ったりします。」
あとで薬局でもらった『疲労』という題の『ヘルス・グラフィックマガジン』にはそのことが書かれていて、
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午後は、あとさきを考えず、湊川(パルシネマ)で映画(「カモン カモン(C'mon C'mon)」)を観て帰ろうかと思ったのだけれど、
との思いがあって、止めた。今日が最終日だったんだけど。バイバイ、甥っ子よ。
職場に寄って、銀行、ガソリンスタンド、郵便局、新聞屋、スーパー等々に寄って帰宅したら17時前。ま、映画見られなくても仕方ないかね。
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銀行では、扶養手当の送金。クレジットカードに触ったのはいつ以来だろう? 先週末に給料が振り込まれ、本当はもうちょっと残高があるはずだと思っていたのに、最後(先月末?)に見た残高から10ほどしか増えてなかった…。水道もガスも新聞も現金での払い込みだし、ネットでの買い物もほとんどしていない。家賃は5弱。ケータイ、部屋のネットも(桁がひとつ違うが)5弱。なんでこんなに残高少ないんだろう?
「妻」はこういうのを(おそらく潔癖に!)触れる方では無いと思うのだが、それにしても、「家」に通帳も印鑑もあるので、私には何も分からない。私がこのままこうしてひとり老後を迎えていくのだとするならば、いささか心許ない気持ちである…。
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映画に行かなかった代わりにカレー。いつもの。いつもと同じ写真ですが、いつも、違うんですからね♪(^0^)
新聞代は、これが最後の支払い。大学入学以来30年以上取っていたのに、先月末、止めちゃったしなぁ…。
「これまで長い間ありがとうございました。」と告げたのだが、「ありがとうございます♪」と普段通り返され、ちょっとだけ寂しかった。
そのあと郵便局で切手購入。
老父母、息子(ら?)に、時間があれば手紙(葉書)でも書きたいなと思う。
今日は無理にでも映画を見に行くつもりでいたんだけど、ちょっと(大人になって?)ものごとの「後先」を考えちゃった。(苦笑)
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数か月止まっていた、『土になる』41頁の記述。ベルクソン『創造的進化』からの引用。
こういうところでね、先に進めないんですよ、私。