3ヶ月ほぼ毎日映画を観た話 5月7日

この日も朝何とか起きて在宅勤務をし、夜は配信をした。配信のテーマは「#常世モコの映画100本ノック 75本分振り返り」

映画100本ノックとは、2月1日から始めた「映画を観て感想動画をアップするのを100日間毎日やる!!(配信日は休んでOK)」というドM企画のこと。これまでに75本分の感想動画をアップしている。

映画を観てレビュー原稿を書いて感想を語る動画を撮って編集して投稿…約6時間ほどの行程をほぼ毎日必要とするこの企画。ぶっちゃけ、30本目くらいまでは始めたことを何度も後悔していた。笑

始めた経緯ついてはこの配信でたくさん語っているのでぜひ観て欲しいのだけど、【何者でもない自分からの脱却】と【努力しか取り柄がない自分の強みを生かすため】というのが大きな理由だ。

31本目の動画が4桁再生を超えてやっと、「継続は力なり」という言葉を信じられるようになった。私はこの言葉を信じたくて、信じたくて、紙に書いてトイレの壁に貼っている。必死である。75本を投稿し終えた今は自信を持って続けてよかったと言えるようになった。本当に、続けてきてよかった…!

配信の中では、これまでの映画感想動画を映画のジャンルごと・私の☆評価順に紹介した他、この3か月はほぼ毎日映画を観ていることで自分に起きた変化についてなども話した。

パワポ約100枚が登場する力作なので、ぜひ観て欲しい!です!!

▼映画100本ノック振り返りが見られる動画URL → リンク
※なぜかnoteのYouTube埋め込み機能が使えない…!

毎日の配信準備の影響で映画鑑賞頻度が少し落ちたことで、「映画を観たい」という気持ちが日に日に大きくなっていくのを感じる…配信を観に来てくださった方の中にも映画を好きな方がたくさんいて、配信の中で「映画館行きたいよね~」と話していたときに、実は思わずちょっと泣いてしまった。

日記を書いていて改めて気付いたけれど、短期間で鑑賞本数をぐっと増やしたことで「映画」が私にとってより大きな存在になったし、私にとっての「映画」の力を再認識できた気がする。

映画「秒速5センチメートル」の第3話で出てくるこのセリフ、学生のうちは何度見ても、深くは理解できていなかった。

「この数年間とにかく前に進みたくて、届かないものに手を触れたくて、それが具体的に何を指すのかも、ほとんど脅迫的とも言えるようなその思いがどこから湧いてくるのかもわからずに、僕はただ働き続け、気付けば日々弾力を失っていく心がひたすらつらかった。そしてある朝、かつてあれほどまでに真剣で切実であった思いがきれいに失われていることに僕は気付き、もう限界だと知ったとき、会社を辞めた。」

社会人になって、このセリフの意味が気持ちが良くわかるようになった。

かつて社畜だった私は、仕事の性質上板挟みになることも多く、あちらこちらに頭を下げて「すみません」「申し訳ございません」と謝っていた。勤務時間が増えれば増えるほど、感情を殺すようになった。感情があると、立ち止まったり悲しくなったりして、辛かったから。一喜一憂するのは時間の無駄だし、いちいち落ち込んでいるわけにはいかない。大人ってこういうもんだって思って、ぐっと我慢していた。我慢を続けると、心が痛くなることが無くなっていった。今思うと、悲しいことだ。

そんな中帰宅後に、それがどんなに遅い時間であっても映画やドラマを見てよく号泣していた。押し込めていた感情を爆発させて、それでやっと眠れるのだ。

私は、まさにこの「気付けば日々弾力を失っていく心」に危機感を感じていたのではないか。

様々なコンテンツの力を借りて泣いたり笑ったり怒ったりすることで「心の弾力性」を取り戻そうとしていたのだと思う。

大量の映画を観て日々様々な世界に没頭し、泣いたり笑ったりできている今、私の心はとっても元気だ。(もちろんVtuber活動を頑張っていること、応援してもらえていることの効果もある)

そうして、相対的に、私にとっての「映画」の輪郭がはっきりとした。(ここで言語化したらよりすっきりした!)

映画を観ることは、「心の運動」ってやつだなぁ〜なんて、思ったり。心揺さぶられることって、大切なんだなぁ。

1日も早く、また映画館で映画を観たい。その日まで元気に生きよう。

…これ、日記ではないな。

おやすみかん。

常世モコ

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