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仕事を辞めるはなし。

こちらの自己紹介の記事にも書いた通り、10年以上勤めた会社を現在休職しています。

ですが、いろいろと考えた結果退職をすることに決めました。
お金のこと、生活のこと、子どもの保育園のこと。
いろいろと悩みはつきないのですが、私が決断した経緯を少しだけお話したいと思います。

何が辛かったか

時短なのに残業しないといけなかった

育休から復帰した私は、9時から16時までの時短勤務を選択しました。
にも関わらず、人手が常に足りておらず徐々に残業をしないと業務が回らなくなってきました。
とは言えどこかで切り上げないといけない。
また、忙しい日に限って子どもが熱を出して、職場に迷惑をかけることもしばしば。
とてもじゃないけれど、仕事に100%の力は注げませんでした。

残業をすると、自ずと保育園のお迎えも遅くなってしまいます。
どうしても無理な時には私の母親にも頼んでいましたが、母も仕事をしているため、申し訳ない気持ちでした。
(夫は勤務地が遠いため、送り迎えは基本的にできません)

100%の力で仕事ができなくて職場にも謝り、お迎えが遅くなることで保育園・子どもにも謝り、お迎えを変わってもらう母親にも謝り。
毎日誰かに謝っていたように思います。
私そんなに悪いことしたのかな…と自転車を漕ぎながら涙を流したこともありました。

家のこと

朝から、夜子どもが寝るまで、世のお母さんたちはバタバタです(みなさん、本当にお疲れ様です…!)。
帰ってきたら急いでお迎えに行き、急いでごはんを作る。
ごはんを作りながらも子どもの相手にお風呂の用意。洗濯物もできたら片付けたい!
座る暇なんてもちろんありません。

そしてごはんが出来上がる頃に帰宅する夫。
「あー疲れた」と言いながら、どかっと座って当たり前のようにごはんを食べる。
残業も、飲み会の参加も自由。
自分1人が全部やってるような気になってきます。

夫が非協力的だったわけではない。でも…

とは言え、夫も家事に対して非協力的だったわけではありません。
私がやって欲しいと言ったことはやってくれたし、たまには外食しようと言って外に食べに行くこともありました。
でも、「これをやって欲しい」「これはあなたの分担ね」と言わないとやってくれません。
私がしんどいとこぼすど、「しんどいなら、お金を使って解決すればいい」とも言います。
決して悪気があるわけではない。それが彼にとっての普通。
それに、私が求めるレベルと、彼がこれでいいと思うレベルが違うんです。
そこから、仕事を辞めて専業主婦になりたいと思うようになりました。

仕事に行けなくなった日

毎日誰かに謝り続けながら働くってすごくしんどい。
朝から子どもが夜寝るまで、目まぐるしく動き続けるのもすごくしんどい。
そのしんどさが積もりに積もって、ある日会社に行けなくなりました。
一度休んでしまうと、次の日もその次の日も電車に乗れませんでした。
職場の先輩の勧めで心療内科に行き、適応障害と診断されました。

結論。正社員は続けられない

数ヶ月休職してみて改めて思うことは、正社員をしながら家のことも子どものこともがんばって、自分の機嫌も取る。そんなの全部は無理だ!ということ。
家族全員が機嫌良く、楽しく過ごしたい。
それにはお金はとても大切だけれど、それよりも大事なことがあると私は思います。
正社員は無理だけど、パートならがんばれそうなので、何か仕事を探す予定です。
夫は仕事を。私は家事を。子育ては2人で考えて、私が主に対応する。
それが私たち家族にとってより良いカタチであると、今は思っています。
とは言え正解なんてない。だからこれからも模索は続いていくでしょう。

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