女王さま

これは ちょっと不思議な物語。

昔々ある国に
N氏と女王さまがいました。

N氏と女王さまは
仲がいい時はいいのですが、

N氏が女王さまの規律を破ると
女王さまはN氏を責め、罰を与えました。

規律はあまりにも多くて
破ってしまうことは しばしば

時に理不尽なこともあったり、
N氏は深く落ち込んでしまったり

それでも、N氏は抗うことできずに
口答えをしながらも受けていました。

そんなある日、
N氏は訳あって
他の国へ移り住むことに。

女王さまは、それを快諾
むしろ激励して
N氏を見送ります。

N氏は意気揚々と出発
新しい地へ、期待を膨らませて。

きっと新しい自分になれる
そんな気がしていました。

そして、何日か経ったある日
事件がおこります。

そう、N氏は
女王さまの規律を破ってしまいました。

問題はその後です

N氏は、気づけば
自分を責め、
自分で自分に罰を与えていたのです。

N氏はビックリ仰天。

そして今度は
罰を与えないようにしようとすると、

ゲームか酒などで
気を紛らわせざるを得なくなります。

そう、規律を破ったあと
普通でいることができなくなるのです..

あれは、
女王さまが作っただけの規律なのに

え？
N氏はバカみたいって？

他人事だと思っているみたいですが
本当にそうでしょうかねぇ

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