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マラパスクアの犬たち

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マラパスクア島に限らず、フィリピンには犬がいっぱいいます。
日本では見たことがない短毛・中型の犬で、アスカル若しくはアスピンというそうです。
正確には犬種の名前ではなくフィリピンにいる雑種犬のことで、よく見ると色々個性があります。

茶色が一番多かったような気がします
基本、皆とてもおとなしい
あざと可愛いべっぴんさん
垂れ耳は余りいない

基本的にどこでも放し飼いで、最初は「野良犬?」と思ったのですが、見ているとうまく人と共生している様子が窺われ、野良犬と言うよりは「地域犬」という言葉がぴったりくる気がします。

宿の部屋にあった注意書き(以下、抄訳)
「犬と猫について マラパスクアには野良犬/猫が沢山います。当ホテルでは長年にわたり何匹かの里親になっています。彼らは十分に餌を与えられ、予防接種と不妊手術をしています。もし御不快に感じられるようであればスタッフにお知らせ下さい。宿の犬たちは人懐こく、触られるのにも慣れていますが、人間同様、寝ているところを起こしたりすると怒るかも知れません。テーブルから直接食べ物をあげるのはおやめ下さい。あげるときは給餌場所でお願いします。場所はスタッフにお尋ね下さい。」      

特にマラパスクア島内では、宿の周りやビーチなど至る所に犬がのんびり昼寝したりしており、市街地でうろうろしている犬たちに比べると野良犬色が薄く、とても自由で幸せそうです。

宿の入り口で迎えてくれた2匹 眠そうです

太古の昔に人と犬が出会って、最良のパートナーとして過ごし始めた頃の理想的な関係のように感じられました。
勿論、世の中には犬好きな人ばかりではないのは承知しており、このような飼い方(?)には否定的な声もあるとは思いますが、少なくともフィリピンでは人々に許容され、うまく回っているように思います。

人間が食べている間も要求吠えなどせず、おとなしく足元で待っています
飢えていないのかグルメで、肉以外はあげても食べませんでした

犬好きの自分としては滞在中非常に癒やされ、マラパスクア島での一番の思い出は犬といっても過言ではありません。

離島する朝にビーチで会った二匹

すっかりこのフィリピンの犬が好きになり、日本でも飼いたい!と思うようになりました。
しかし、帰国後調べてみると、日本ではなかなか手には入らないようです。
フィリピンから連れてくれば良いのでしょうか、現地の人たちにとってみれば幾らでもそこら辺にいる雑種の犬なので、「なぜわざわざ?」という感じなのでしょうが(笑)。
でも日本にはフィリピンの方も多くお住まいなので、連れて歩いていたら「珍しい!」とか「懐かしい!」となるかもしれません。

次の記事では、マラパスクア島を離れマニラで体験した実弾射撃の話をご紹介したいと思います。

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