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歌が好きなんです。

わたしは歌を歌う人です。

頑張って努力して、プロになろうかなあ、と思っていた時期もあったけど、そうはならなかった。

でも、未完成でもこれがわたし、と見せるのは好きで、自分でも結構恥ずかしい性格をしてるなと思う。笑

最近久しぶりにTommy Februaryを聴いて懐かしくなり、彼女の懐かしい歌を歌ってみた。(↓カラオケアプリ)

この曲のリリースは高校の最後くらいかなー。当時は、綺麗なメロディと世界観が好きだな、くらいだった。

大学に上がって、いろいろあってから、これは失恋の歌なんだなと思った。

身を切るような、寂しさ、せつなさ、居た堪れなさ。息をするだけで必死で、やっと命をつなぐ。

凍った水面のなかにいるような、冷たい時間の実感を、言葉にしてくれた気がした。

Tommyがどういう意図で繋いだ歌詞なのか、詳しくは知らない。抽象的なので、わりとどのようにも取れる。

でも少なくともわたしにとっては、光のような歌だった。きっといつか、この水の中から出られる日が来るかも、と思えた。

昨日のnoteでは、音楽から、世界への恐怖を感じていたことを書いた。今日は逆。世界への希望とか、愛しさをもらった。

感情の方向が違うだけで、同じことだ。恐怖も希望も、「生きたい」という気持ち。

音楽があるから生きている気がして、言葉にならない気持ちの、輪郭を把握できる。

歌うときは、伝えたい気持ちを、言葉ではないもので発する。口から出るのはことばだけど、出ているのはそれだけではないの。

生きたい、繋がりたい。

わたしは、歌が好きです。

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