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第2回 リズと青い鳥を語る会

 昨日は「第2回 リズと青い鳥を語る会 」をしてきました。

 その前に六地蔵駅傍の京都アニメーション献花台に立ち寄ってきました。
噂通り未だに記者たちが張っていました。綺麗なお花を持っている方や泣いている方はすぐ取り囲まれていました。
私は手早く拝んで立ち去ろうとしたら掴まりかけたので逃げてきました。

 スタジオの方にも行ってみました。
閑散とした住宅街の中にひっそりと佇んでいました。
まだガソリン臭が残っています。
 ニュースでは建物裏側からの映像ばかりだったので、表側がどうなっているのか知らなくて、ベランダから逃げたらなどと甘い考えをしていたのですが、ベランダが一番真っ黒でした。
ベランダ付近に螺旋階段があったはずですから、着火後一気に火と煙が突き抜け、窓ガラスも爆風で割れ近寄れなかったのでしょう。

 また屋上の鉄柵は熱でぐにゃりと曲がっており、かなりの高熱になっていたのではと思わせられました。仮に屋上に出られていたとしても助かったかどうか…。
改めて、どうしてこんな痛ましい目に遭わなければいけなかったのだろうかと悔しさを噛み締めながら手を合わせてきました。
ここでも記者に絡まれましたが逃げました。

 それから塚口サンサン劇場へ。
当初はレンタルシアタールームを借りて「リズと青い鳥」を鑑賞する予定でしたが、京アニの事件があり、急遽劇場で鑑賞しようということになりました。「響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~」を鑑賞したら、後半からすすり泣きが聞こえ始め、スタッフロールが流れ出した時にはあちこちから聞こえてきました。
どうしても亡くなられた方々のお名前が目に飛び込んできますからね…。

 私もフィナーレの雨のシーンが好きなのですが、そのシーンを担当されたのが西屋さんなので涙腺が緩んでしまいました。

 終わってから「外に取材が来てますので、取材を受けたくない方は別の出口から出て下さい」とのアナウンス。
こんなところにまで取材に来るわけ?作品の余韻に浸らせても、静かに心の整理をつけさせてもくれないのですね。
悲しんでいる人を見るのがそんなに楽しいですかね。

 記者の方もそれが仕事なのでしょうが、私達にインタビューするよりもまず自分たちの目で観て感じてほしいです。
あの作品のクオリティーを。亡くなられた方々の息吹を。

 ちょっと胸糞悪いこともありましたが、その後フィナーレの感想だったり、原作の話だったり、百合の話だったりと、前回よりも踏み込めた話が出来て楽しかったです。

 これからもリズに限らず色々京アニ作品を観て感想交換し合っていきたいと思います。

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