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#1 最悪な証明写真には負けん


証明写真を撮りに写真屋さんを予約し、昨日撮影を終えてきた。
最悪である。7300円ほどかけたのに証明写真ボックスで撮ったかのようなクオリティなのである。顔も伸びており、別人になっていた...私はかなり狼狽えた。
髪色の指摘をされ髪色変更代500円を追加するかと聞かれたが馬鹿らしくてやめた。写真を受け取るとこっそり「サービスで髪色変更しておきました。」と言われた。申し訳ないがこの写真は使いそうにない...。
友人達に見せるとこれはひどいと同情された。同感!!!なんとかして自分でこの写真のクオリティをできるだけ上げられないか考えた。元の顔を取り戻したい!!!

私の強みは絵が描けること。そしてつい最近液晶タブレットを導入していたのだ!!かなり強い味方!液タブを使った初めての作業がまさか自分の顔面加工になるとは思ってもみなかったが、いい試し描きである!
以前はタブレットを使って絵を描いていたのだが、ペンが私に合わず持ち味の繊細な線が描けなくなっていた。(見出し画像参照。でもこれはこれで好き。)
ワコムのペン、めっちゃ描きやすい!!!なんだこれは!!!超細く書いてもヨレヨレにならない!!髪の毛のボリュームを増やし、顔のバランスをよくすることができた!データで貰った方は髪色変更されていなかったので色も調節した!
それにタブメイト、使い方さえ慣れてしまえば効率よく描ける!!買ってよかった!!作業がはかどり、光の色、高身長っぽく見える謎の貫禄(私は低身長)、口の位置、顎の長さ等をできるだけ直した。チートだが顔の左右差もちゃっかりなくした。
しかし、伸びた顎がまだ戻りきっていなかった...そこでPhotoshopに初挑戦することとなった。Photoshop、すごい。顎が戻る!!!顔が戻っていく!!!
私はすっかり楽しんでいた。作業が終わるころにはすっかり夜も更けていたが、心は晴れやかだった。それに描き加えたとは思えないクオリティ!液タブ達のおかげである!!大好きだぜえ!!!

こうして私は自分の顔面を取り戻し、意気揚々と証明写真として使用できる自信がついた。感情の浮き沈みがジェットコースターのような一日だった。とんだ災難ではあったが、ポジティブに考えればこれは最悪な証明写真を手に入れなければ得られなかった経験だと思う。
この調子でイラスト制作頑張るぞ~!



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