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凡人が、今の世の中に貢献できる事を考えてみた。

国民的大スターが亡くなった。

テレビで一方的にその存在を知っているだけだ。会ったことすらない。
何なら全然ファンではないし、物心ついた頃には彼が主役のコント劇番組の品性の無さに嫌悪感すら感じていた。

けれど亡くなってから気がつく。
彼にどれだけ助けられてきたかを。
そして、なんて大きい存在だったのかという事を。

まだ自分の年齢が一桁だったころ、気がつけば彼の存在は身近にあった。

「おはよー」よりも、アイーン!で交わされる一日の始まり。

変なおじさんが大量発生する休み時間。

「怒っちゃやーよ」で宿題忘れを回避する者。

家電量販店には、バカ殿の目覚まし時計が堂々と置かれていたな。

それだけ彼は私の日常に溶け込んでいた。
誰かを笑わせたければ、彼のモノマネをしておけば100%笑われて、誰とでも友だちになれた。

そんな彼が

もうこの世にいない。

死因は新型コロナウイルスだった。

今世界各国で爆発的に広がり、死者も日に日に増えている。
まさかあの大スターが、、、こんな形で、、、。

今朝からショックが大きすぎた出来事だった。
そして私がいかにこのウイルスに対して甘く捉えていたか思い知ったのである。

一日中自己嫌悪と猛省を繰り返していた。
猛省した結果、私のような凡人共でも何か出来る事はないか考えてみることにした。

まずは情報を見極めること
ありがたいことに、自分では把握しきれない程の情報がたくさん溢れている。
自分の時間を犠牲にして、日々発信してくださる方々には頭が下がる。
そんな発信して下さってる情報を、正しく取り入れる事が何よりも大切だ。
間違っても、不確かな情報源で誰かを叩いたり、金儲けの手段にしてはいけない。

次に、少し触れたが、情報が得られる環境に感謝すること
ありがとうと口では誰でも言える。
これ以上犠牲者が出ない為に、日々命を捧げて、情報を発信してくれている人たちがいる事を常に頭に入れておかなければいけない
その事実を忘れなければ、自ずと自分が取るべき行動もわかるはずだ。

続いて、自分一人のいのちではない自覚を持つこと。
今生きていられるのは、自分一人の力ではない。綺麗事に聞こえるかもしれないが、事実私は一人じゃ何も出来ない。できる事とすれば、せいぜい山へ行って水を飲んで、明日まで生きられるかビクビクしながらやり過ごす事しかできない。

けれど誰かが家を建ててくれたお陰で、
ライフラインがあるお陰で、
寒さを凌ぐ衣服があるお陰で、
誰かが真夏の暑い日も雨の日も雪の日も畑を耕してくれたお陰で、
生きていられる。
ここに挙げた例はほんの一部だ。こんなもんじゃない。もっと数えきれないほど、多くの繋がりがある。

お金という対価を支払うだけで、得ることが出来るんだ。
お金も無限にあるわけじゃない。誰かが自分を必要としてくれてるから貰えるんだ。

今この環境で生きていられるのは、たくさんの人たちの思いやりのお陰だ。
それが理解できれば、買い溜めなんて絶対しないだろう。
自分が生きる為に、必要以上に買い占めて生き残ったところで、あなたは生きていけるのでしょうか。買えなかった人たちがあなたの生活を守ってくれることを忘れてはいけない。

自分のいのちは他の人たちが繋いでくれていることがわかれば、当然このウイルスについてもっと知ろうと思うはず。
そして取るべき行動がわかるはず。

外出を絶対してはいけない訳ではない。
しかし、自分が被害者並びに加害者になる覚悟の上で、マナーある行動をしなければいけない。なぜなら自分だけのいのちじゃないから。

そして最後に、モラルがある行動をすること。
恐らくすべてはこの事に集約されている気がする。当たり前のことを当たり前にやって、
人様に迷惑をかけない行動を心がける。
規則正しい生活をして、水分をよくとって、栄養のあるご飯をしっかり食べて、適度にカラダを動かして、手洗いうがいをしっかりする。自分がされて嫌な事は人様にもしない。

これくらいなら、凡人誰しもできるよね。
てか人類誰しもできるよね。

私はやるよ。すでにやってるけど、もっと真剣に向き合うよ。ここに書き記したからには、恥じない生き方をするよ。

最後までこの記事に目を通して下さった方、本当にありがとうございます。

そして、志村けんさん。あなたのおかげで今の私があります。長い間、多くの国民に元気を下さり、ありがとうございました。
苦しかった分、ゆっくりゆっくり天国でおやすみ下さい。

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