賃貸物件に防音室を作ることにした話1
図画工作は5段階評価で平均的に‘2’だった。もけおです。
決して自宅で一人でカラオケがしたいからじゃないんだからね!
先日、別の記事に書きましたが、もけ嫁は音楽が趣味です。
ブラスバンドに吹奏楽。打ち込む姿は「趣味なんだよね?」と確認したくなるぐらいに真剣で、応援したくなるぐらいには理解が出来る真摯さです。
フレンチホルン、コルネット、テナーホーン。
ところが、この趣味に問題が起きています。最近の引きこもり生活の中で、彼女がこれらの愛器たちに触れる機会が減ってきているのです。理由はシンプルです。楽器を弾く場所がないからです。
バンドの練習は、基本的に練習会場を借りて、メンバーで集合して。ということで、自治体が貸し出している施設を借りたり、もしくはスタジオやカラオケボックスなどが練習会場になっていたのですが、これらの会場もコロナの影響を受けてなかなか使いづらくなっていたり、そもそも練習で集まること自体が出来ない。
そりゃモチベーションも下がるっていうものです。
せめて自宅で好きなだけ個人練習できればいいのですが、ホールで吹けば一番後ろの席まで響く素晴らしい音量の楽器達。
そりゃ、木造モルタル2階建ての賃貸物件で練習なんて出来るわけが…
いやいや、諦めたらそこで試合終了です。
どうにか方法がないかと、noteを始め色々と検索していると沢山の先人がいらっしゃるじゃないですか❗
誰かができることなら、もけおにも出来る。はず。
そんな風に思い悩むこと3週間。嫁ちゃんに口火を切ります。
『防音室とかあったら、嬉しい?』
●リサーチは大切だと。
おこもり生活のなかで、室内に防音ブースがほしい。っていうニーズって結構あるんじゃないかと思ってました。調べてみると結構あるんですね。いい商品。
1)だんぼっち(段ボール製のシンプルデザインな小型防音室。口コミを見ると改造をすることで使える個室になる。)
2)おてがるーむ(だんぼっちより進化した家具っぽいノリ。お名前の通りお手軽でかつ、完成度が高い印象)
3)OTODASU(組み立て簡単なユニットバスのようなボックスタイプ。結構かっこいい(私見))
あれ?これ買っちゃえば簡単にミッションコンプリート?お値段は高いけど、嫁ちゃんの笑顔には変えられません!
…なんて簡単に済ませようと思案してみると。
結論。望む機能には少し足りない。
金管楽器は音がでかい。
フレンチホルンだとスペースも足りない。
椅子に座って、楽器を構え、楽譜も立てて…と。実際にお嫁ちゃんにポジションをとってもらいます。
1.2m、可能なら1.5mは欲しい。
狭すぎる空間では、どうしたって息苦しくなるような気がしてくるんです。ついでに天井も高くしたい。天井の高さがあれば、視界が楽になるような気がしたんですね。
次に部屋を採寸。一般的な6畳間です。2LDKの間取りなのですが夫婦二人の生活の中では、やや物置的になっているお部屋です。これを機会に断捨離も実施することにしました。
振り返ると、不安そうな顔をするお嫁ちゃんがいます。
結婚して二桁年数。だからわかる心配顔。
ああ…失敗してへこむもけおを心配してくれているんだね笑
決して素晴らしいセンスはないと思うけど。心配するなお嫁ちゃん。伊達に歳はとってないぜ。
(このお話は続きます)
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