老後を見据えたお金のはなし
老後への漠然とした不安
老後のお金について考えてみたことはありますか?
自分の年金が将来いくら貰えるのか、把握していますか?
その金額で暮らしていけると思いますか?
年金制度が変わって、もらえる年齢の引き上げや金額の引き下げがあるとは思いませんか?
足りない分は貯金を切り崩せばいいと思っていますか?
そのためにはいくら貯金が必要ですか?
何歳まで生きると思いますか?
70歳まで働けばいいと思っていても、病気になって医療費がかかったり働けなくなる不安はありませんか?
これらは全部、私がお金について不安に思っていたことです。
結婚したらお金についての不安は多少無くなるかと思いきや、子供を生むことなどを考えたらむしろ不安が増えました。
自分が仕事を辞めるという選択肢は全く考えていないので、定年まで共働き前提でもです。
老後の2大不安
まずは住むところ。
退職後も賃貸生活だと少ない年金から家賃を捻出しなければならないし、そもそも高齢者に部屋を貸してくれるところも限られてきてしまいます。
もうひとつはお金。
今後、役職者になるかどうかなどで変わることもありますが、仮に非役職者のままだと退職金はたいして貰えないことはすでに分かっています。
私は会社員なので厚生年金ですが、それでも余裕のある生活をするには足りません。
物価がどう変化しているかも分かりませんしね。
あ、銀行員としてアドバイスしておきますが、親のお金は当てにしないほうがいいですよ。
相続金がもらえるからなんて思っていると痛い目に合いますし、きょうだい間での争いになりかねません。
住むところに関してはまた別の記事にするとして、今回はお金のことについて書いてみたいと思います。
不安解消のためにやったこと
もちろん将来のために貯金やつみたてNISAはしていますが、年金で足りない分を貯金を切り崩しながら暮らすのは不安がありました。
それは、何歳まで生きるか分からないからです。
うっかり長生きしてしまったら、どんどん足りなくなってしまうということになります。
つまり、年金以外でお金を半永続的に受け取れるような方法を取りたかったのです。
それには個人年金という方法があります。
たぶんいろんな商品があるので相談してみるといいと思いますが、
私が入ったのは「ドル建ての個人年金」です。
為替リスクはもちろんありますが、外貨を持っておくことはリスクヘッジにもなります。
支払終了後の保険金の受け取り方法は年金払いが選べるので、そうすると公的年金にプラスしてお金を受け取り続けることができるのです。
さらに終身の医療保険や介護保証などがついた商品もありますが、私はうつ病持ちなので入れませんでした。
健康な人はそういった保証がついているものを選ぶのもいいと思います。
保険料はかなり高額にはなりますが、すでにある程度の貯金ができていてすぐに必要なお金は充分にあるという方は、検討してみてもいいと思いますよ。
個人的にはこれに入ったことによって、将来へのお金の不安がぐっと減りましたし、今締めるところは締めて保険金の支払いができるようにしよう、と考えるようになりました。
いずれ必ず来る未来のこと、一度真剣に考えてみませんか?
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