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学び合い授業スキルアップ研究会より★⑤R5.2.1

「学び合い授業スキルアップ研究会」とは

東京学芸大学附属大泉小学校 教諭 神保勇児先生が主催する1%の努力でできる算数の授業スキルや、その他のスキルについてオンラインで学び合う教育関係の方向けの研究会です。
毎月第2、第4日曜日午前9時より午前10時半
参加者 教育関係の方随時加入可 
現在オープンチャット314人  会員700人

先日オンライン開催された東京学芸大学附属大泉小学校令和4年度研究発表会の全体提案協議会では、本研究会の神保勇児先生が司会を務め、ファシリテーション巧みに協議を深めている姿が見られました。
子供たちが、国際バカロレア(IB)の教育プログラムの基、伸び伸びと自分の関心あることを探究している様子が伝わってきました。

学びの場.com「教育つれづれ日誌」
神保勇児先生のコラムより 
「いろんな側面から見ることによって物事の捉え方は変わる」

1%の努力で子供たちの思考をより深めるための授業改善につながるスキルです。心理学的な手法を算数に生かし、「様々な視点から問題を見ると、子どもたちに議論が生まれてくる」という学びを深めるスキルが載っています。太字の部分は、算数だけでなく自分の日常生活にも生かしてみたいです。ぜひ、皆さんもクリックして覗いてみて下さいね。当研究会では、神保先生のコラムに挙がっているトピックを扱う回もあります。興味がある方は下のバナーから御入会頂くことができます。一緒に学んでみませんか?

研究会での様子より

【教育×フレームワーク】
~ビジネスフレームワークに学ぶ指導スキル~
講師 練馬区立大泉小学校 
吉田 悠太先生

「フレームワーク」とは
論理的に考えるための思考の枠組み
・プロセスを見直す「PDCAサイクル」
・統計的探究プロセス「PPDAC」
・練り上げの視点「はかせどん」
・授業の構成「導入・展開・まとめ」

ビジネスフレームワークを教育に生かすことができます。
教員が
・指導の際に意識する。
・自分の仕事に生かす。
児童と
・共有して思考させる。
・一緒に創り出す。

たくさん御紹介して頂いたビジネスフレームワークの中からいくつか御紹介します。

SCAMPER
理科「鉄は磁石になる?」の授業の中で、「そもそもなぜ?」「もし~だったら?」「どのくらい?」「このあとどうなる?」といった視点で課題に迫る様子を御紹介頂きました。

ベンチマーキング
校内書写展の際に、ベンチマーキングの手法を活用して、友達の作品のよさを味わい、次回の自分の作品に生かせるように振り返りをする活動を御紹介されました。

AAR(アフター・アクション・レビュー)
教員が日々の振り返りに使ったり、研究授業の検討をこの視点で行ったりすすることができる。
児童と、学期の振り返りをAARの4つのフェーズに沿って行ったり、生活の振り返りの際に活用することができる。
といったことを御紹介頂きました。
①目的確認「何をやろうとした?」
②事実特定「実際に何をした?」
③原因分析「なぜそうなった?」
④教訓策定「これからどうする?」

講師の吉田先生から、これらのフレームワークを教育活動のどのような場面で活用できそうか問われると、参加者はそれぞれの実践から様々な活用の場面を具体的に挙げながら意見交流を行った。
自分の実践にも活用していきたい。   
もしも、あなたの職場でフレームワークを活用されていたら、コメント欄でどのような活用かお知らせ下さい。教育関係でも、それ以外の職場の方もぜひ(╹◡╹)
感想もお待ちしています。😊✨
スキルアップ研究会広報 松下


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↑最後は私のnoteの記事です。😊