「曇り空に」最終話 春永睦月作
まずはお読みください。スキ💓してね(^^)
最終話、とても感動しました。登場人物の様々な思いが伝わってきました。
出だしのモノローグがこれまでの話をつなぎながら主人公土田一樹が何者なのかを彷彿と浮かび上がらせています。仕事に対する思いや、人生に対する哲学を語るあたり、とてもスキだなと思いました。
そしてそこから、音楽へスイッチして、今度は、もう一人の主人公水野麻希目線に切り替わります。見事な場面転換です。
引用「私にできることは、私の手のひらに乗る範囲を大切に扱っていくだけ」
6年という年月は、学生時代にあったかもしれない様々なすれ違いや、ボタンの掛け違いを埋めることができる何かを期待したくなりますね・・・・・・。
最終部には「天使の梯子」について触れ、曇り空が、ゆっくりと晴れていく予感を感じます。
そして見事に余韻を残してアンカーの役割を果たした睦月さんは、次の課題へと颯爽と走っていかれました。
そこに「書きたい何かがある限り書きます」という強い意志を感じます。
「最終話」ありがとうございました。
「曇り空に」プロジェクト御参加いただき本当にありがとうございます。
あやのんさんには、「起承転結」の「承」は「そこぉ?」というところに球を投げて「何かが起こりそうな予感」を与えていいんですね(^^)ということを学ばせて頂きました。大胆な展開がスキだなと思いました。
ウラノけいすけさんには、そのお話の場の描写が生き生きしたものであればあるほど、広がりだけでなく物語に奥行きを与えてくれるということ、そのために御自分の持っている様々な知見や知識が生きてくることを学ばせて頂きました。(私はそのあたりが足りなくって色々調べちゃいます)
春永睦月さんには、「文学への愛」を学ばせて頂きました。「最終話」には睦月さんのもつ文学的なエッセンスが散りばめられいました。御自分の美学のようなものが確立されている様子は日頃から伺い知っていましたが、今回改めて実感しました。
Kou TSUCHIYA(土谷 光)さん、誠に勝手ながらメンバーのように御紹介させて頂いてます。音楽動画を御提供頂きました。素敵なメロディーは物語を紡ぎ出します。そして、まるで顧問のように記事の御紹介をして下さいましてありがとうございます。
皆さん、本当に一緒に駆け抜けていただいてありがとうございました。
(駆け抜けるが当てはまるくらいに投稿まで皆さん早かったですね(^^))
「どきどきわくわく」しながら書くのも読むのも、聞くのも楽しいですね。