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アメリカ駐在物語 ⑥ネットフリマeBayにはまった!

アメリカのネットフリマ、eBay(イーベイ)に一時はまっていましたが、トラブルに遭ってからピタッと止めてしまいました。

eBayを始める前に、一度ガレージセールを試してみました。ガレージセールをやるときは事前にタウン(町役場)に届け出る必要がありました。一週間ほど前に近所の半径ほぼ1000メートルの範囲にある電柱に手書きのポスター(〇月〇日ガレージセールをやります。住所はXX)を貼って回りました。

ガレージセールの当日、アナウンスしていた開始時間の少し前、商品を並べているときに、既に2~3人のお客がきました。後で分かったのですが、いち早く掘り出し物を買い占めるために開始予定時間よりも早く来る人が必ずいるそうです。

遠い昔の話なので良く憶えていないのですが、のべ十数人の客が来たでしょうか。売れ行きはあまり良くなかったと思いますが、最初で最後のガレージセールは良い思い出になっています。

話を元に戻して、eBayですが、最初に売れた時の嬉しさが忘れられなくて、しばらく続けました。ある時、何度目かの日本の食器の販売時に、購入者から割れていたとクレームを受けました。輸送中に割れてしまったようです。緩衝材を多めに使って梱包したのですが、アメリカでは荷扱いが雑なのですね。日本でもネットフリマで割れ物を売ったことが何回もありますが輸送中に割れるというトラブルは皆無でした。

空港で預け荷物を職員がベルトコンベアに乱暴に放り投げる光景を思い出し、輸送業者やトラック運転手の荷扱いの粗さが想像できたので、アメリカで人気の高かった日本の食器のeBayへの出品はあきらめざるを得なかったのです。

このトラブルに懲りて、eBayは一切やめることにしました。その後は、Goodwillというリサイクルショップにかなり安く買い取ってもらうか寄付するようになりました。あるいはThrift Storeというリサイクルショップ、こちらは主に貧しい人向けに販売するのでしょうか、このショップに寄付するようになりました。

今、ネットフリマが流行していますが、私がeBayにはまっていたのは20年以上前の話です。アメリカ駐在時と帰国後ずっと、長い期間ネットフリマのお世話になっています。最近、テレビでアメリカ人がeBayの話をしているのを聞いて、懐かしく思い出したので、お話させていただきました。

最後に宣伝です。昨年、私は「英語で書く、ビジネスメールの基本」という本を出版させていただきました。自費出版ではなく商業出版です。本書の特長は以下の通りです。

<本書の特長>
①通算17年のアメリカ駐在を含む30年以上の貿易関連業務の実践を通じて習得した英文メールの書き方を解説

②ビジネス英文メールはパターン化した表現や決まり文句などを覚え、また、相手の国の文化や習慣に対する理解に基づき表現を工夫することがポイント。それらのポイントを踏まえて、相手にうまく伝わり相手の行動を促す英文メールを短時間で書くための色々なノウハウを紹介

③海外の文化・習慣に対する理解に役立つようにアメリカ駐在時の様々なエピソードも織り交ぜている

④例文を多く提示し、略語一覧やIT用語一覧なども付録として掲載しているので、手元に置いて事典のように利用できる

この本が皆様のお役に立てば嬉しいです。

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最後までお読みいただき本当にありがとうございました。



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