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共通テスト対策 新科目「情報Ⅰ」 試作問題(第3問)

 第3問は、プログラミングの問題です。最近はやりの会話での問題提供になっています。余分な部分を飛ばしていきたいので、説明の所は必要があれば後で見ることにして、問題文を先に見て行きます。

 問1は、ア~エの穴埋めで、アは、数字で、イ~エは、の解答群のうちから一つずつ選べとなっています。

 アは、「枚数(46)=」の計算結果です。関数「枚数(金額)」は、「枚数が最小となる硬貨枚数」と書いてあり、例として「枚数(8)=4」と書かれているので、単純に、6が答えです。これは、本文にも、「46 円を支払うには,10 円玉 4 枚,5 円玉 1 枚,1 円玉 1 枚という 6 枚で払 い方が最小の枚数になります。」と書かれているので、問題ないでしょう。

 次に、イ~エを考えます。今度は、「46 円支払 うのに,51 円払って 5 円の釣り銭を受け取る」場合です。これを関数で、表すので、「枚数(46)+枚数(5)」となります。従って、⓪が正解です。

 次に、ウ・エです。注意すべきは、変数xとyの扱いです。「商品の価格 x 円に対して釣り銭 y 円」となっているので、「(x+y)払ってy受け取る」ことになります。従って、「枚数(x+y)+枚数(y)」が答えです。従って、ウが②で、エが①となります。

 次の問題は、「整数値の商を求める演算『÷』と その余りを求める演算『%』」に注意して解くことになります。オは、「46÷10」で、カは、「46%10」になります。解答群から選ぶので、それぞれ、②③となります。

 配列の扱いは、注意が必要なので、「配列の添字は 0 か ら始まるものとする。最低額の硬貨が 1 円玉なので Kouka[0]の値は 1 とな る。」は、しっかりと読んでおいてください。

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