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仕事に迷ったら読んで欲しい1冊

こんばんは。今日は無職時代の話です。
人生初の無職だー!やったー!となっていたのは最初の半月ほど。
次第に「空白期間」が広がっていくと、仕事がいつまでも決まらない不安と焦燥感に駆られてました。
友人には「焦って決めるより落ち着いて良い仕事を見つけよう」と言われましたが、半年も経てば焦りますし、結局1年かけて入った会社がブラックって…!!

…まぁ、それはさておき。

無職期間、youtubeで自己肯定感を高める系の動画や、本屋で転職に関する本をよく読んでいました。
とはいえ、どれも似たような内容ばかり。
「読みやすい」とは思っても「共感出来る」「参考になる」とは思いませんでした。
そのなかで唯一感銘を受けた本がこちら!

なぜ僕らは働くのか
-君が幸せになるために考えてほしい大切なこと-

タイトルものすごく良くないですか…?!

この本は中高生向けの本なのですが、大人が読んでも感慨深い1冊です。
むしろ自分の働き方に悩んだ人にこそ読んで欲しいと思います。

ビジネス本の場合、だ~~っと著者の人生の歴史が綴られて、結論で締められることが多いのですが、この本は結論が第一章から明言されます!

仕事とは!!!

誰かの役に立つこと!!!!

ビジネス本のように小難しい言葉や言い回しはせず、図解付きで簡潔に説明されているため非常に分かりやすいです。

この本でも説明されていますが、仕事の真理って「やりたいこと」をするのではなく「できること」をすること
人には誰しも「得意」「不得意」があって、その「得意」なことを人のためにやることで報酬(お金)を得る。それが仕事。
仕事に関する動画や本を何十冊も見てきましたが、行きついた『答え』だと思っています。

自分も過去にillustratorやPhotoshopで画像加工をした時に「えっ!!すごいですね!!」って言われて「何が?!」とビックリしたことがあります。
自分からしたら数分で出来ることなんですが「私がやったらこれ30分かかりました」と言われて、これまたビックリしました。
こういうのが自分に合った仕事、というのでしょうね。

ただ、全ての会社が「適材適所」で仕事をまわしてくれればいいのですが、「マルチスキル化」を求める会社が大多数なため、不得意な仕事も胃を痛めながら覚えるハメに…。
仕事といえど本人が苦手なことをさせるのは効率悪いと思うんですけどね。

話が逸れました。
この本ですが、様々な職業の方のインタビューが載ってるのがいいです。
みんな苦悩しながら仕事を取捨選択しているのだなぁとしみじみします。
自分もだいぶ迷走していて、今は「できること」を増やして、職業の選択肢を広げよう、ともがいております。
この本を読んだことで人生が劇的に変わったわけではありませんが、「気づき」を得ることが出来ましたし、「仕事」や「転職」に悩んでる方にはオススメの1冊になります。

あまり内容に触れるとネタバレになるので是非買って読んでみて下さい。
では、ここまで読んで頂きありがとうございました!


ありがとうございます!