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強度行動障害SV養成事業スタート!

今年度、「兵庫県強度行動障害スーパーバイザー養成事業」の指定を受けることができました。大地の家をはじめとする法人内の事業所から核となるスタッフが参加し、受講しています。

この事業は、兵庫県知的障害者施設協会が兵庫県より委託を受けて取り組まれており、行動障害のある方が地域で安心して暮らせる支援を目的としています。現在、兵庫県下で 10 ヶ所の拠点施設を目標に進めておられ、明桜会は東播磨地区の拠点となります。

強度行動障害とは

強度行動障害とは、自分を傷つける「自傷」や他の人やものを傷つけるなどの「他害」「睡眠の乱れ」「異食」「ものを壊す」などの周囲の人の暮らしに影響を及ぼす行動を著しく高い頻度で起こすため、特別に配慮された支援が必要な状態を言います。

※強度行動障害という名称は医学的な診断名ではなく、行政・福祉において必要な支援を判断するために使用されています。

  
これから3 年をかけて、行動障害に関するスーパーバイザーの養成に向けたプログラムに沿ってスキルを身に着けていきます。

1・2年目は、基礎知識の習得・反復実践による支援ノウハウの定着。
3 年目には、 他法人のコンサルテーション実施施設の支援現場に同行し、スーパーバイザーの指導スキルを習得していきます。

今後のこと

これは、法人一体となって取り組んでいく事業。
各事業所から核となるスタッフが受講し、アセスメント力・支援力の底上げを行い事業所内での支援にも実践として活かしていきます。

(こちら⇒ 明石市における強度行動障害のある方の現状をまとめたもの)

将来的には圏域内の事業所連携や法人内の自閉症支援の向上、そして明石市の自閉症や発達障害の理解促進・啓発にも取り組んでいきいます。








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