文字起こしを外注したときの費用は?
文字起こしの費用は見当がつかない
インタビューや座談会などを録音した音声の文字起こしを、専門の業者に頼みたいという方もおられるでしょう。その際、やはり気になるのが文字起こしの費用ではないでしょうか。
文字起こしって、ふだん頼んだことのない人には、いくらぐらいの費用がかかるのか見当がつきませんよね。まあ、出版や広告制作なんかの仕事をされている方は、ある程度はわかるかもしれませんが。
文字起こしの料金相場
現在、文字起こしの料金相場は、録音音声1分あたりの単価だと200円から300円ぐらいになります。ですから、60分の録音音声を単価200円で起こししたら、60分×200円で12,000円ということです。
「60分で12,000円って結構高いじゃん」と思われるかもしれません。でも、60分の音声を文字に起こすのに、聞き取りやすい案件でも5~6時間はかかります。
さらに、音声が聞き取りづらかったり、内容が難しかったり、あるいは文字起こしに慣れていない方が起こすと、7~10時間ぐらいかかることもあります。会社などにお勤めの方が忙しいお仕事の合間に、7~10時間も文字起こし作業するとなると、1日では終わらないのではないでしょうか。
また、実際に文字起こしをやってみるとわかりますが、長時間、ひたすら文字起こしの作業を続けるのは、結構つらいです。
そう考えると、文字起こしの外注費用というのは、けっして高いものではないと言えるかもしれませんね。
文字数から計算する方法も
上記でご説明した文字起こし料金は、録音時間をもとに計算する方法です。このほか、起こした文字数から料金計算する方法もあります。
こちらの相場は、1文字あたり1円ぐらいになります。どちらがお得かは一概には言えませんが、録音時間ベースと文字数ベースで料金計算の結果に極端な差が出るということはないようです。ちなみに、現状では録音時間から計算する業者のほうが多いです。
動画からの文字起こし費用は?
近年、新型コロナの影響もあって、オンラインで行われたWeb会議、講演、インタビューなどを収録した動画データからの文字起こしもふえてきました。
動画データからの文字起こしですが、通常よくある音声データからの文字起こしと、料金は変わらないという場合が多いようです。業者にもよると思いますので、ご依頼される際は一応確認しておいたほうがよいでしょう。
参考にした記事:「テープ起こし・文字起こしの料金と納期」、「テープ起こし・文字起こしの費用相場」
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