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ATMにキャッシュカードが吸い込まれた話

メルボルンに来て以来
会計は全てクレジットカードで済んでいた。
現金で払うと少し安くなる飲食店もあるようだけど
カードが楽だし早いしでそうしていた。

オーストラリアで銀行口座を作ってから
(口座開設はパートナーの会社の人がサポートしてくれた)
はじめて現金が必要となりATMへ。
安全そうな場所にあるATMを選び
そのATMでは日本語を選べたので
お、楽勝じゃんと思ったのもつかの間
暗証番号を何度(3回くらいだったかな)も間違えたため
キャッシュカードがATMに吸い込まれていった。

冷や汗だらだら。
でもパートナーは仕事中だし
自分でなんとかするしかない。
ちょうど銀行に併設されたATMだったので
スマホを握りしめ窓口へ。
Google翻訳にl can not speak Englishと表記させてスタンバイ。
我ながら英語が話せないくらい
口で言えて欲しかったが
混乱していて無理だった。

窓口の人にスマホを見せたら
うんうんとうなずき
Google翻訳でやりとりしてくれた。
(ありがたいTT)
処理にはIDの原本が必要で
その日は窓口が閉まる時間になっていたため
次の営業日にID持参で必ず来てくれと言われ
ID(パスポート)を持って再び銀行へ。
もちろんGoogle翻訳を携えて。
しかし今回の窓口の人には
Google翻訳は通用しなかった。
英語で何か言われたけど聞き取れない。
そこで座って待ってって言われたのかなと
勝手に解釈し
座りながら途方に暮れていたら
あまりにも悲壮感あふれる形相をしていたのか
案内スタッフの人が話しかけてくれて
Google翻訳で会話し(ありがたいTT)
誰かに呼ばれるまでそこで待ってればOKと
教えてくれた。
そのあと別のスタッフの人が呼びに来てくれて
半個室みたいなところに案内された。
そこでもGoogle翻訳を使って状況を説明し
パスポートを提示し書類にサインをしたら
無事にキャッシュカードを返却してもらえた。
暗証番号変更するかと聞かれたので変更し
これにてall done。
個室に入ってからだいたい10分くらい。
助けてくれた方に感謝を伝えて
銀行を後にした。

オーストラリアの人は親切な人が多いし
特に移民の人は不安な気持ちがわかるのか
やさしくしてくれる気がする。
おかげで暮らしていけてるところも多分にある。
そんなみなさんに
もっとうまく自分の気持ちを伝えられるように
英語の勉強がんばろうって思った。

帰りにカフェ2軒はしご。緊張がやわらいだ。


もじもじ2カ月目

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