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なんでもかんでも(旧)ジャニーズのせいらしい

10月2日に
旧ジャニーズ事務所の会見が行われました。
今回の会見は、一部の記者が怒鳴ったりして
なかなか雰囲気が悪い会見になったようです。

どうも一部の記者らがずっと手をあげていたのに
司会者に指名されなかったらしく、
それが不公正と憤っているようでした。

これをもって
旧ジャニーズの姿勢は何も変わっていないと
憤ってもいたようです。
(YouTubeで指名されなかった記者2名が
不満を述べる退団をしていたようです。)

そして、「指名NG記者」というリストがあることが
判明しました。
しかし、このリストに関しては
関知していないというのが
旧ジャニーズ側の言い分であり、
旧ジャニーズとしては、
全ての記者の質問に答える用意があった
とも言っていたようです。

事の真相はわかりませんが、
今回の記者会見は、
コンサルティング会社に
セッティングを依頼していたようですので、
コンサルティング会社が
時間の都合やその他さまざまな事情を考慮して
「問題がある」と考えた記者を
指名NGリストに載せたのかなと思っています。
(なお、指名NGリストに載った記者でも
実際には指名された人がいたようです。)

私の考えですが、こうやって
よく事実確認もしないで、
一方的な決めつけで
旧ジャニーズを責め立てるような人たちが
「公正な報道」に寄与しているとは
とても思えません。

怒りに任せてYouTube配信をするというのは、
その辺のごろつきとやっていることが
変わらないのではないでしょうか。

ずっと手をあげていたのに
指名されなかった。
どうして指名されなかったのか。
それを調査していくのが、
真実を追求する報道陣(記者)の
あるべき姿ではないかなと思います。

世の潮流に乗って
記者会見という公の場で
どうしても旧ジャニーズを糾弾したかっただけ。

そういう「浅さ」が透けて見えると思います。

確かに事務所内部の隠ぺい体質には
問題があったと思いますが、
今事務所を運営しようとしているのは
ジャニー喜多川氏本人ではなく、
声をあげるにあげられなかった人たちです。

そういう意味で彼らは
創業者がやらかした犯罪行為の
尻ぬぐいをさせられている人たち
ともいえるわけです。

旧ジャニーズや
そこに所属するタレントたちの
取り扱いについて、
私はそういう視点を持つ必要が
あるのではないかと考えています。

ジャニー喜多川氏の行いのツケを
それを止められなかったという理由だけで
全面的に現在の経営陣に押し付けるのは
アンフェアだと思っています。

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