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ペットの移動について考えてみました

先日、日本航空の飛行機が
海上保安庁の飛行機と激突して炎上し、
乗員乗客はみな助かったけれど
貨物室に残されたペット2匹は救出できなかった
ということがありました。

残された子たちの恐怖や苦しみを思うと
胸が張り裂けそうで、
日本でもいい加減
ペットを荷物扱いするのは
やめたらどうかと考えています。

が、それはさておき、
私は根本的に
ペットを気軽に旅行に連れていくことは
そもそもすべきではないと考えています。

犬猫小動物は、基本的に
長距離の移動は苦手です。
猫は、テリトリーを重んじる生き物で、
突然慣れ親しんでいない場所に
連れていかれたら、
混乱して体調を崩したりもします。

人間でさえ疲労する長距離移動が、
体が小さいペット達には
余計に堪えることは自明の理でしょう。
貨物室に運ばれる前は外気にさらされるので、
季節によっては暑さ寒さを
じかに感じることにもなります。

私は東京に住んでいるとき
ハムスターを飼っていました。
ハムスターも、貨物として
飛行機に乗せられる動物でした。
(注:爬虫類は基本不可のようです。)

しかし、帰省の時、
私はハムを連れてはきませんでした。
ペットホテルに預けていました。

理由は、
乗降時に外気にさらされることや
気圧変化にさらされることで、
体調に異変をきたし、
最悪死ぬかもしれないと考えていたからです。

ハムスターの中にも
環境変化に敏感な子はいますが、
基本的にはいつも使っているケージのまま
預けられれば、それほどの負担にはならないと
聞いていました。
飛行機に乗せるよりはよほどましでした。

病気を持ちながらも2年6か月近く生きてくれたので、
この選択は間違っていなかったと思います。

ちこちゃんをお迎えして以来、
私は泊付の旅行や出張には行っていません。
必ずその日のうちに帰ってきます。

そして今後、
泊付の旅行をするつもりもありません。

もしどうしても、
泊付で家を空けなければならない、
それも長期で、となった場合には、
実家に預けるか、
両親や妹に協力してもらい、
またペットシッターさんを活用しながらでも
置いていくつもりです。

ちこちゃんになるべく負担をかけない形で
対応するのが鉄則だと思っています。

それでも、
保護猫ちゃんを空輸しなければならないなど、
どうしても飛行機に動物を乗せる必要が
あるときは出てきます。

そういうときのために、やはり、
いい加減動物を貨物室に押し込むやり方は
やめにすべきだと思います。

便を限定しても構わないので、
ペット同伴で搭乗できる仕組みを
取り入れるべきだと考えています。
(便を限定すれば、ペットが苦手な人が
会わないで済むことにもなりますので。)


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