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ご近所猫さん、49日。


仲良しだったご近所猫さんが亡くなったのは昨年のクリスマス。
今日、2月11日は49日でした。

数日前、猫さん仲間のお兄さんから、タイトルに使っている写真をプリントアウトして、私とレストランのご主人にあげると連絡がありました。

今日の10時にレストランで会う約束をして、受け取ることになりました。

レストランの奥様に私から連絡したところ、店はお休みだけど掃除しているので時間になったら入ってきて、とお返事がありました。

レストランで写真を受け取り、しばらく立ち話をしました。

お客さんからの贈り物のブーケが小屋の上に飾られていて、今でも猫さんが周囲の人に愛されていることがわかりました。

レストランのご主人は、49日だからって特別なことはしないけどね、と言っていました。
でも、口からは、思い出話が尽きずに出てきます。

お兄さんも、これまでに何度か写真をプリントアウトして、レストランや私にくれています。

私も含めて、みんな、猫さんのことを忘れたくない、忘れて欲しくない、そう思っているように感じます。

少し前、私は、猫さんは亡くなっても私のそばにいてくれると感じるようになったと書きました。

しかし、まだ、喪失感を克服できてはいないなと感じることもあります。

今でも毎日、いつも猫さんと会っていたレストランの裏で手を合わせます。

会いたくてたまらなくなり、猫さんの名前を呼んでみることもあります。

写真に向かって、朝や寝る前の挨拶をしたり、話しかけたりします。

ポッカリと穴が空いて、何かが足りない気がします。

いつか、昔こんな可愛くて素敵な猫さんがいてね、と誰かに話せる日が来ることを祈っています。

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