動物のことを思うようになったら、虫に対する気持ちも変わってきた。

私がハムスターを飼い始めたのは1年11ヶ月ほど前。


実家では昨年の6月からネコを飼い始めました。


そして、今年の3月、私は近所のおじいちゃんネコと知り合い、仲良くなりました。


この2年ほどで私の周りに動物があふれるようになり、動物に対する気持ちが随分変わりました。

どんな動物も、愛しく可愛らしく感じるようになりました。

ヴィーガンにまでは至っていませんが、お肉を食べる機会はとても減りました。
食べるときは、無駄なく残さないようにしています。


それだけでなく、虫に対する気持ちも変わりました。


私は虫が苦手でした。
だからといって死んだ姿も苦手だったので、なんとか早く外に出すことを考えていました。

必死でした。

蝶も苦手で、外で近くを飛ぶのを見ると、顔を手で覆って遮るほどでした。


が、最近は、虫を見ても、

頑張れ!
かわいいなあ❤️

などと思うようになったのです。
相変わらず得意ではありませんが。


たまに家の中に虫が入ってきても、蚊以外は、無闇に排除しないようになりました。

いたいならいてくれていいかな、と。


ただ、家の中にいると虫はだんだん弱ってくるようで、なんとか外に出してあげたいな、と思います。


7月頃だったでしょうか。
1羽の蛾が家の中に入ってきました。
小さな蛾でした。

大体は影に隠れていて、何か悪いことをするわけではないので、2日ほど様子を見ていたのですが、弱ってきているようでした。

私は外に放してあげた方が元気になるかと思い、ティッシュでそっと掴んで玄関の脇の手すりに離しました。

そうすると、蛾はまもなく息を引き取ったようで、数時間後に出かけたとき、足元に亡骸がありました。

かわいそうなことをした、もっと早くに外に放してあげればよかったと後悔しました。


都心部に住んでいても、小さな名前もわからない虫がたくさん生きていることを、最近しみじみ感じます。

虫は残念ながら、動物愛護法の対象にはなりません。
捕食の対象でもあります。
でも、生きている命であることは、他の動物と同じです。


少しでも関わり合いになったら、その子のために何がいいかを考えてあげられたらよいな、と思います。


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