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サイケデリックなフィルム、Psych Blues #5 を試してみた

 Psych Blues #5 ISO400というサイケデリックなフィルムを試してみました。手作業による独自の方法であらかじめ感光させることで、幻想的なエフェクトを演出しています。 Psych Bluesは、#2から#6までラインナップされ、それぞれ味付けが違います。#5は、写真の端に大胆なエフェクトがありますが、中央部はスパークルだけのエフェクトになっています。そのため、インパクトはあるものの、写真としては成立しやすいのが特徴です。他の品番は、写真の内側までエフェクトが大胆に入ります。もっと意外性ある写真を求めるならば、#4や#6をなどを選ぶと良いでしょう。このフィルムは、Kodak Ultra Maxをベースにしているとのことです。

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 カメラはRollei 35S を使いました。下の牛さんは、牧場に併設されたアイスクリーム屋の巨大な看板です。COVID-19対策で、赤いマスクをしているのが素敵です。そのマスク周りに煌びやかなグリーンのスパークルがあります。まさにCOVID-19を象徴しているようなエフェクトが出ています。

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 家族でアパートのプールでまったりしているところです。赤いスパークルとグリーンのスパークルが程よく散りばめられており印象的です。ちょっとアンダーですね。

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 家の近所の写真は、被写界深度を浅くして撮影しました。奥行き感のあるノスタルジックな絵になりました。スパークルも良い感じに被写体と絡んでいます。

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 キャンプに行った時に撮影しました。森林にグリーンのスパークルが発生し、滝に流れ込んでいます。スパークルの色は、被写体の色とシンクロするのでしょうか?

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 こちらは、独立記念日に撮った星条旗です。独立記念日にはあちこちに星条旗が掲げられます。こちらは赤のスパークルです。星条旗の赤に反応したのでしょうか?

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 トンネルの中にあるテーブルと椅子です。幻想的な雰囲気になっていますね。横に赤いラインが大胆に出ています。異次元空間に入った感覚になります。写真の内側にエフェクトが入っていたのはこの写真だけでした。

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 このような遊び心ある特殊フィルムと、Rollei 35Sの組み合わせは良かったです。これからも、色々と試してみたいと思います。

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