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今年一年の散財を振り返る <2023年>

今年を振り返ると、昨年と同じくカメラ関係で様々な散財をしています。カメラ本体は買っていませんが、ズミルックス 35mmと50mmの2本を買ったのがかなり大きな散財です。ただ、どの買い物も満足度が高く、買って損した物は一つもありませんでした。良い散財の一年だったっと思います。

1月:NANIGASHI 真鍮製レリーズボタン

Sサイズの黒染め酸化処理を施した着色仕上げを購入し、LEICA MP 0.72にずっと装着しています。約1年間使い、すでに黒の皮膜が薄れ、ほぼ下地の真鍮が見えてきています。シャッターを切る時の感触がとても良く、買って損しなかったアイテムです。ずっと愛用できる、きらりと光る逸品です。

1月:金属製 リローダブルカートリッジ

かわうそ商会さんか発売している「金属製 リローダブルカートリッジ・詰め替え用パトローネ 10個組」を買いました。それまでB&Hで購入したプラスチック製の詰め替え用パトローネを使っていましたが、遮光素材の繊維が解け写真に映り込む事件が発生し、新たに金属製の詰め替え用パトローネに変更した次第です。プラスチック製で起きた事故は発生せず、とても安心して使えるカートリッジです。

1月:Artisan & Artist ACAM-301N V2 Silk(カメラストラップ)

これでライカ用のカメラストラップの旅は終わりました。LEICA M10-PでもLEICA MP 0.72でも色違いで愛用しています。カメラバックの中で、嵩張らないシンプルで丁度良い長さが良いです。ちなみに、CANON EOS 5D Mark IVとR6は、Peak Designのカメラストラップ”SLIDE”で満足しています。

2月:ズミルックスM 35mm f1.4 スチールリム

このズミルックス 35mm スチールリムは、今年、最も満足感が高い買い物でした。LEICA M10-Pの標準レンズとして大活躍しています。開放では何とも言えないドリーミーな描写をする一方、絞るとメリハリのある描写になる二面性がたまりません。フィルムではCineStill 400Dと組み合わせると、ドリーミーな描写に拍車がかかります。何よりも、大口径レンズにもかかわらず、とってもコンパクトです。レンズフィルターを装着しフードを取り付けると、四隅がケラれてしまうのはご愛嬌です。

4月:ATOLL ULTRA-WIDE ANGLE 2.8/17 ART LENS

Mマウントレンズでは超広角域となる17mmです。この画角で$499という安さですが、描写は侮れません。外付けビューファインダーは、プラスチック製の安価なデザインという割り切りがありますが、これは値段を踏まえれば、全く気になりません。大きくて重いので、頻繁に持ち出すレンズではありませんが、普通の画角に飽きた時、このレンズを使うと写真を撮る楽しみが蘇ります。

6月:LightPix Labs FlashQ Q20II

ライカでフラッシュ撮影をしたくて購入しました。ヘッド部分は上方向に0 度から45 度、60度、75度、90度まで5 段階のバウンス撮影が可能。さらに、ワイヤレス機能でオフカメラフラッシュでも使えるという多機能です。とてもコンパクトで軽くカメラバックの隙間に入れて、気軽に日中シンクロを楽しめるフラッシュです。ただし、ライカのホットシューに取り付けると、かなりキツいです。私の場合は、それでも問題なく使えていますが、気を付けなければならないポイントです。

7月:カメラ缶チョコレート

カルディから発売された、ライカM型を模した「カメラ缶チョコレート」を購入しました。かなりディテールまでこだわっており、M型ユーザーはついつい買ってしまった人も多いと思います。お菓子は、KODAKのフィルムをイメージしているようです。パッケージの裏は、フィルムのベロが出ているという凝ったグラフィック。チョコレートも美味しかったです。日本のお菓子は、甘味が抑えられており美味しいでね。空缶はインテリアとして活躍しています。

8月:バックドロップ

戸建てに引っ越して、部屋がひとつ余ったので、そこを物置き兼スタジオにするべくバックドロップを買いました。正直、今年の買い物の中で、最も稼働率が低いアイテムです。時々、思い立った時に、バックドロップを背景に娘を撮ったりします。

9月:ズミルックスM 50mm f1.4 ASPH ブラッククローム

ノクトン ビンテージライン 50mm F1.5 Aspherical II SCを愛用しているので、必ずしも必要なレンズでは無かったのですが、貴婦人と呼ばれた1959年に発売されたズミルックスをオマージュしたクラシカルな外観に一目惚れしてポチってしまいました。今では、ズミルックスM 35mm f1.4 スチールリムと同じく日々愛用しているレンズです。B&Hを見てみると、このレンズはディスコンになっています。ライカUSAのオンラインストアでは、ポルトガル製しかラインナップされていません。ギリギリ間に合った感じです。

11月:LIGHT LENS LAB マグニファイヤー

レンジファインダーという最も眼にパフォーマンスを要求されるカメラを使いつつ、加齢による身体的機能が衰えを自覚し、とうとうマグニファイヤーを導入しました。50mm以上の焦点距離にレンズを使うとき、とても頼りになる存在です。とくにエルマリート 135mm f2.8では、感動的に使いやすくなります。

11月:ライカステッカー

ライカ ストア マイアミのニュースレターで紹介されたライカステッカーを買いました。紙ではなく質感の高いビニール素材での12枚セット、25ドルは良心的な価格だと思います。愛機のLEICA MP 0.72や、かつての愛機だったLEICA M5があり

12月:暗室タイマー

米国最古のカメラショップで購入しました。このタイマーのおかげで、暗室業務の生産性が向上しました。部屋に置いておいても、アンテークな雰囲気がありインテリアとして活躍しています。

来年の散財の抱負を語りたいところですが、インプラントを入れなければならないという残念な状況です。これでライカのレンズ1本が余裕で買えます。散財どころではありません、、、


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